ニールセンデジタルがブランドセーフティソリューションの提供開始、OpenSlateと協業

広告主はニールセンデジタルの「デジタル広告視聴率」のリーチ測定と併せて利用可能に

山川 健(Web担 編集部)

2021年2月12日 7:01

視聴行動分析サービス事業のニールセンデジタルは、ブランドセーフティ(ブランドを損なう可能性のあるサイトへの広告掲載防止)ソリューションの提供を始める、と2月10日発表した。デジタルプラットフォームのブランドの安全性と適合性のコンテンツ測定を行う米国OpenSlateとデジタル広告のブランドセーフティ測定に関して日本で独占的に協業する。

協業によって広告主は、ニールセンデジタルのデジタル広告測定ソリューション「デジタル広告視聴率(DAR)」のリーチ測定と併せて、OpenSlateのブランドセーフティソリューションが利用可能になる。キャンペーン前のターゲティングとキャンペーン後の分析でブランドに透明性を提供し、そのメッセージに適した環境にリーチを最大化しながら広告出稿できる。

OpenSlateの測定にはリーチを最大化しながら品質を担保するソリューション「SlateScore」を含む。SlateScoreは広告掲載サイトのブランド適合性、最低限の安全性のレベル、エンゲージメント測定などの基準に基づいてコンテンツの品質を評価する。DARはパソコン、モバイルなどにまたがるオーディエンスの測定データをテレビ視聴率と同じ指標で提供する。

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