SMNのDSP「Logicad」がベライゾンメディアのSSP「Verizon Media Exchange」と広告取引開始

国内初の連携、Logicadの広告主はプレミアム媒体への配信が可能に、Deal IDでの優先取引も

ソニーグループで広告技術事業のSMNは、同社のDSP(広告主向けプラットフォーム)「Logicad」が、米国通信大手、ベライゾンのメディア部門の日本法人、ベライゾンメディア・ジャパンが運営するSSP(広告収益最大化プラットフォーム)「Verizon Media Exchange」との広告取引を7月8日に始めた、と同日発表した。Verizon Media Exchangeが国内DSPと連携するのは初めて。

Verizon Media Exchangeは米国、英国、台湾など世界的に展開するSSP。ベライゾンメディアが展開するメディアをはじめ、パートナーになっている「MSN」などさまざまなプレミアム媒体への導入実績がある。Logicad経由で広告を出稿している企業は、今回の連携で多くの付加価値の高いメディアへの配信が随時可能になる。Deal IDでの広告枠の優先取引も実現する。

Deal IDは、参加できる広告主とメディアを限定したプログラマティック(広告枠の自動買い付け)広告取引(PWP)を行う際、買い手(DSP)と売り手(媒体・SSP)のための識別子として使される文字列。優先取引によってブランディング広告や商材それぞれに合った高い広告効果が期待できる。SMNは今後、Verizon Media Exchangeのモバイルアプリ広告や動画広告に取引を拡大する。

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