電通サイエンスジャムが128世帯で脳波計測する感性評価実験をフルリモートで提供開始
「Brain Behavior Insight」で外出制限下の企業の研究調査やマーケティングをサポート
2020/4/30 7:04 マーケティング/広告
感性評価サービス事業の電通サイエンスジャム(DSJ)は、自宅に脳波計測器を配布した在宅型大規模ニューロリサーチパネルの「Brain Behavior Insight(BBI)」による感性評価サービスの提供を開始した、と4月28日に発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による出社制限環境でも研究開発の評価やマーケティング調査をフルリモートで行える。
BBIは2019年11月から首都圏に暮らす128世帯の家庭に、同意を得てクラウド連携した脳波計測器を配布して構築。対面による会場調査では対象者を集めて脳波計測器を装着する準備から実験、分析に1カ月かかるが、BBIは脳波計測と収集がフルリモートで短期間に可能。オンラインで対象者と直接コミュニケーションして実験を指示することもできる。
脳波を活用した感性把握技術でアンケートでは読み取れない感情の変化がわかり、動画コンテンツも自宅のリラックスした環境で評価できる。「午前中」や「食後」など日常に近いシーンを指定した測定も可能。新型コロナウイルスの感染防止で在宅が続く生活者のストレス度合いや、巣ごもり消費アイテムの興味関心など最近の傾向も把握できる。
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