広告商品・フォーマットの魅力で、FacebookがGoogleを抜き1位に【デジタルインファクト調べ】

大手広告プラットフォーム7社の魅力・信頼性・将来成長性・独自性などを業界関係者に聞いた。

デジタルインファクトは、大手広告プラットフォームに関するアンケート調査の結果を発表した。デジタル広告業界関係者に対し、「Amazon」「Facebook・Instagram(以下Facebookと表記)」「Google」「LINE」「Twitter」「Yahoo!JAPAN」「楽天」の広告サービスについてアンケート調査した内容だ。

リーダーイメージでFacebookがGoogleに迫る、広告商品の魅力では1位に

今回の調査は、2018年第4四半期(10~12月期=18Q4)の調査に続くもので、2019年第1四半期(1-3月期=19Q1)として実施された。

まず「デジタル広告市場をリードしている広告プラットフォーム」を聞くと、18Q4調査に続き「Google」94.9%が最多。以下「Facebook」67.3%、「Amazon」48.0%が続く。18Q4調査と19Q1調査を比較すると、順位の変動はないがGoogleとYahoo! JAPANが数字を落としている。一方、Facebook、Twitter、LINE、楽天、Amazonは数字を伸ばしており、分散が進んだ印象を受ける

 

次に「広告フォーマットが魅力的な広告プラットフォーム」を聞くと、「Facebook」66.3%が前回1位のGoogleを上回りトップとなった。18Q4調査と19Q1調査の比較では、Facebookのほか、Yahoo! JAPANとLINEの伸長が目立つ。

 

順位変動はないが各社のサービスが浸透・拡散

「広告運用がしやすい広告プラットフォーム」を聞くと、18Q4調査に続き「Google」88.8%が最多。以下「Facebook」62.2%、「Yahoo! JAPAN」29.6%が続く。18Q4調査と19Q1調査の比較では、楽天とAmazonが数字を落としており、他プラットフォームはすべて増加しており、改善がうかがえる。

 

「今後の成長性がある広告プラットフォーム」を聞くと、18Q4調査に続き「Amazon」85.7%が最多。以下「Google」56.1%、「LINE」54.1%が続く。18Q4調査と19Q1調査の比較では、いずれも数字の変化が大きく、引き続き市場が流動的であると考えられる。

 

なお、今回の調査で質問した全14項目の順位をスコア化・集計した結果、GoogleとFacebookの差が微妙に縮まったが、順位は1位「Google」、2位「Facebook」、3位「Yahoo! JAPAN」と前回と同順だった。

 

調査概要

  • 【調査内容】「Amazon」「Facebook(Instagram含む)」「Google(YouTube含む)」「LINE」「Twitter」「Yahoo!JAPAN(GYAO!含む)」「楽天」の7つの広告プラットフォームに対するイメージ調査。
  • 【調査項目】市場におけるリーダーシップ、将来成長性、テクノロジー、サービスの独自性、広告商品・フォーマットの魅力、リーチ力、信頼性、運用のしやすさ、汎用性(広告主の企業規模)、ブランド企業との親和性、事業パートナーとしての魅力度、対広告主サポート、対エージェンシーサポート、対媒体社サポート。
  • 【調査対象】デジタル広告業界関係者(広告主、広告会社、アドテクベンダー、媒体社)
  • 【調査期間】2019年1~3月
  • 【調査方法】広告業界関係者を対象とするアンケートサービス「Digital InVoice」を使ったWebアンケート。
  • 【有効回答】98名
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