ディバータが同社のCMS「RCMS」でプログレッシブウェブアプリ(PWA)の設定を可能に

モバイルユーザーのウェブサイト閲覧体験を高めてPVやコンバージョン率向上を実現

山川 健(Web担 編集部)

2018年4月20日 7:02

ウェブサイト構築プラットフォームや電子部品開発を行うディバータは、同社が提供するCMS(コンテンツ管理システム)「RCMS」でプログレッシブウェブアプリ(PWA)の設定を可能にした、と4月19日発表した。RCMSでサイトを構築して運営する事業者は、PWAの設定でモバイルユーザーのウェブサイト閲覧体験を高めることができ、ページビュー(PV)や閲覧時間、 コンバージョン(最終成果)率の改善につなげられる。PWAはモバイル端末でウェブページを表示する際、そのプラットフォーム上で直接動作するアプリのようなユーザー体験(UX)を提供する技術を指す。

モバイル端末からのアクセスの急増を背景に、ウェブサイトをどのようにモバイルユーザーに最適化するかが重要なテーマになっていることから、他社のCMSに先駆けて実現した。4月に提供開始のRCMSの正式版からPWAの設定を標準機能にした。RCMSを使って構築・運用されているサイトは、管理画面からPWA対応が可能になる。追加機能はホーム画面に標準で用意した。ユーザーはネイティブアプリに近い体験でウェブサイトが閲覧できる。ページの読み込み・表示スピードの高速化、オフラインでの閲覧やプッシュ通知の送信が可能になる、などの利点がある。

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