プレイドがWeb接客ツール「KARTE」を大幅に機能拡張、CXプラットフォームとしてサービスを刷新
プレイドはWeb接客ツール「KARTE」において5つの新機能を4月16日に発表した。同社は機能追加により、同サービスをCXプラットフォームとして再定義する。
2018/4/17 7:00 マーケティング/広告
プレイドは、同社が提供するWeb接客ツール「KARTE」において5つの新機能を4月16日に発表した。同社は今回の機能追加により「KARTEを、Web接客プラットフォームからCXプラットフォームに再定義する」としている。
「KARTEは、企業に顧客目線を与えてくれるサービス」だと同社の倉橋氏は説明する。同氏は「マーケティングにおいて、企業目線と顧客目線はどちらも大事だが、現状は企業目線のデータ活用ばかりが進んでいる」としたうえで、「KARTEが顧客目線のマーケティングを支援していく」と今後の方針を明らかにした。
「お客様を知る」ことに特化した5つの新機能
今回発表された新機能は次の5つ。どれも「顧客を数字ではなく『人』として知る」ための機能だ。同社の清水氏がそれぞれの機能を説明した。
- ライブ(ベータ版)
顧客がWebサイトをどうスクロールして読んでいるのかをリアルタイムにトレースする機能 - スコア(ベータ版)
顧客の感情や状態を数値化する機能。たとえば「満足度」「購入可能性」「興味のあるジャンル」などをルールに従いスコア化する - ストーリー
1人の顧客の全行動を時間軸に沿って可視化する機能。スコアの変動や特定のポイントのライブも確認できる - ボード
顧客の属性や行動の統計値を、チャートやファネルで直感的に確認できる機能 - レポート
サービス全体の傾向をチャートや数表で可視化する機能
清水氏は「従来は既存のデータを抽出・解析・調査・分析して顧客のことを考えていたが、5つの新機能を使えば、誰でもリアルな顧客体験を知ることができるようになる」という。ベータ版の機能は、現状は一部の企業で限定的に利用可能で、夏に正式リリースを予定している。
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