シックス・アパートがCMSプラットフォーム「Movable Type」最新版「7」のβ版公開

多様化するコンテンツ制作環境と配信形態に対応、「コンテンツタイプ」機能が特長

CMS(コンテンツ管理システム)・関連サービスのシックス・アパートは、同社のCMSプラットフォーム「Movable Type」の最新版「Movable Type 7」のβ版を2月28日に公開した、と同日発表した。多様化するコンテンツ制作環境と配信形態に対応した。コンテンツに含まれる複数の情報の固まりを1つにまとめて運用しやすくした「コンテンツタイプ」と呼ぶ機能が特長となる。ウェブサイト、SNS、アプリなどさまざまな配信先に合わせて最適化した表現が可能になる。

Movable Type 7のβ版は、ウェブサイトの構築・運営に関わるディレクター、デザイナー、技術者や、Movable Typeのプラグイン開発者を対象にする。サーバーにインストールすることで試用できる。コンテンツタイプは、例えばイベント告知ページのコンテンツだと、イベントの概要、会場案内、登壇者のプロフィールといったいくつかの情報の固まりに分け、それぞれに必要な要素を定義して作り、複数のコンテンツタイプを組み合わせて1つのコンテンツを構成する。

シックス・アパートは、ソフト版ライセンス1本分の9万円(税別)の価格で現行のMovable Type 6.3の利用権・技術サポートと、Movable Type 7の利用権、1年間のメンテナンス(最新版のダウンロードと技術サポート)を提供する「Movable Type 6 & 7」ライセンスを3月31日まで販売している。4、5月の大型連休明けを予定する7の正式版投入後は、6と7の両方が利用できる。Movable Typeは企業、自治体、官公庁など日本国内で5万を超えるウェブサイトで活用されている。

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