国際大学GLOCOMがオープンイノベーションに参画、AIがテレビCMの好感度を予測する技術を開発

コラージュ・ゼロ、CM総合研究所と共同で研究成果をもとにβ版開発を開始

岩佐 義人(Web担 編集部)

2018年2月20日 17:27

情報社会学研究の国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(国際大学GLOCOM)は、ITテクノロジーを使った広告テクノロジー開発のコラージュ・ゼロと共同で、CM総合研究所が提供するCM好感度データを活用した人工知能によるCM好感度予測システム「CREATIVE BRAIN」のオープンイノベーションによる研究開発プロジェクトに参画。研究成果をもとにβ版の開発を進めていく、と2月16日発表した。

現在開発中のCREATIVE BRAINは、CM総合研究所が提供するCM好感度データを人工知能システムが学習することで、TVCMの企画・制作を支援する以下の機能を実現する。「TVCM企画段階でのCM好感度事前予測」はTVCM企画の字コンテから、そのCMが獲得するであろう好感要因を事前に予測することができる。「クリエイティブサポート用キーワード導出」はTVCMのターゲット(年齢・性別)や、獲得したい印象(好感要因)を入力することで、それらを導くキーワードを人工知能が提示する。「類似CM検索」は、そのCMに類似した過去のCMを検索できる。

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