広告費が多い企業なら、Webページ表示速度にも当然気をつかっている? 速度1位はニコン、広告費1位の企業は……
サムライズは、東洋経済オンラインで発表された「『広告宣伝費』が多いトップ300社ランキング」の内、上位100社を対象にした各社の国内、海外向けWebサイト(海外は一部企業様のみ)のページ表示速度を計測した「ページ表示速度ランキング」を発表した。
ページ速度ランキング1位はニコン、2位はファーストリテイリング
今回の国内サイトにおけるページ表示速度ランキングではニコン(広告宣伝費ランキング24位)が、ページ表示速度0.311秒でトップとなりました。続く2位は0.333秒で、ファーストリテイリング(広告宣伝費ランキング16位)、3位は0.506秒でヤマダ電機(広告宣伝費ランキング36位)がランクイン。
Webページ表示時間順位 | 会社名 | 国内Webサイト表示時間(秒) | 海外Webサイト表示時間(秒) | 広告宣伝費(順位) | 広告宣伝費(億円) | 売上高(億円) |
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1 | ニコン | 0.311 | 3.455 | 24 | 474 | 7,492 |
2 | ファーストリテイリング | 0.333 | 2.593 | 16 | 716 | 17,864 |
3 | ヤマダ電機 | 0.506 | ー | 36 | 287 | 15,630 |
4 | フジ・メディアホールディングス | 0.575 | ー | 30 | 329 | 6,539 |
5 | 住友ゴム工業 | 0.664 | 2.599 | 35 | 299 | 7,566 |
6 | 大正製薬ホールディングス | 0.686 | 3.813 | 48 | 220 | 2,797 |
7 | ユニー・ファミリーマートホールディングス | 0.850 | ー | 49 | 217 | 8,438 |
8 | 住友化学 | 0.941 | 10.943 | 26 | 444 | 19,542 |
9 | 住友不動産 | 1.015 | 2.772 | 59 | 192 | 9,251 |
10 | ウエルシアホールディングス | 1.024 | ー | 88 | 125 | 6,231 |
11 | HOYA | 1.042 | 7.543 | 84 | 129 | 4,789 |
12 | キヤノン | 1.086 | 1.926 | 19 | 587 | 34,014 |
13 | サッポロホールディングス | 1.095 | 8.015 | 54 | 204 | 5,418 |
14 | スクエア・エニックスホールディングス | 1.165 | 3.581 | 39 | 255 | 2,568 |
15 | 丸井グループ | 1.274 | ー | 90 | 124 | 2,370 |
16 | ミクシィ | 1.281 | ー | 53 | 208 | 2,071 |
17 | キリンホールディングス | 1.307 | 5.982 | 17 | 629 | 20,750 |
18 | ブラザー工業 | 1.321 | 1.105 | 67 | 165 | 6,411 |
19 | ファンケル | 1.335 | 3.972 | 73 | 148 | 963 |
20 | オリックス | 1.337 | 10.782 | 42 | 253 | 26,786 |
21 | 伊藤園 | 1.364 | 3.492 | 83 | 129 | 4,758 |
22 | ガンホー・オンライン・エンターテイメント | 1.384 | 7.707 | 71 | 149 | 1,124 |
23 | JT | 1.393 | 3.507 | 38 | 261 | 21,432 |
24 | ヤマハ | 1.409 | 4.845 | 64 | 175 | 4,082 |
25 | 三菱電機 | 1.490 | 4.398 | 31 | 325 | 42,386 |
26 | 住友商事 | 1.528 | 2.624 | 58 | 192 | 39,969 |
27 | セブン&アイ・ホールディングス | 1.546 | 3.770 | 5 | 1,603 | 58,356 |
28 | セイコーホールディングス | 1.559 | 9.280 | 69 | 158 | 2,571 |
29 | 参天製薬 | 1.595 | 1.741 | 68 | 159 | 1,990 |
30 | 大日本住友製薬 | 1.618 | 3.749 | 45 | 240 | 4,116 |
広告宣伝費ランキングの上位10社はページ表示速度上位10社にはランクインせず、広告宣伝費上位10社のうち、ページ速度が最も早かったのは、5位のセブン&アイ・ホールディングスがページ速度ランキング27位(1.546秒)という結果に。
また、ページの平均表示速度は、計測対象サイト100社では2.824秒だったのに対し、広告宣伝費トップ10社では3.553秒となり、広告宣伝費が高い企業のページ表示速度が必ずしも高速ではない、という結果がえられた。
さらに、海外サイトにおけるページ速度ランキングでは、広告宣伝費ランキング79位のカシオ計算機が1.09秒で首位となり、続いて67位のブラザー工業が2位(1.165秒)、68位の参天製薬が3位(1.741秒)となった。
こちらも広告宣伝費の上位からは、6位のブリヂストンがページ速度7位(2.414秒)となり、国内サイト、海外サイトともに広告宣伝費の大きさが表示速度の早さを示しているものではないことが確認できた。
ページ表示速度計測に関する補足及び計測対象について
今回の計測は、東洋経済オンライン社の広告宣伝費ランキングの上位100社を対象に各社の国内サイトを東京から計測。また、海外サイトについては、対象企業の一部を対象に、米国ニューヨークから計測を実施している。
計測期間は、11月1日から8日までの1週間とし、期間中、定期的に各社対象サイトのトップページにChromeブラウザでアクセスした場合の結果を、平均表示速度として掲載。
尚、サイトの都合上、ページ表示速度を計測できなかった一部サイトについては、表示時間欄にN/Aと記載。
注意:本計測結果は、Webサイトの優位性や利便性を保証するものではない。
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