さくらインターネットが大容量データアクセスの広帯域ストレージネットワークの実証に成功

MDAと実施、都内に敷設済みメトロファイバー網でデータ転送通信帯域のコスト増改善が可能

インターネットインフラサービスのさくらインターネットは、大容量データアクセスに特化した広帯域ストレージネットワークの実証実験に成功した、と5月17日発表した。三菱地所と丸紅が出資し、東京の大手町・丸の内・有楽町地区のオフィスビルをカバーする光ファイバー網を構築してデータセンターを運営する丸の内ダイレクトアクセス(MDA)と共同で実施した。企業のデータ解析ニーズに必要な広帯域ストレージネットワークでの効率的なデータ転送環境実現への改善策の考察を目的にする。

MDAの丸の内・大手町データセンター間を同社が保有する光ファイバーケーブル(長さ3.6km)で接続し、さくらインターネットの組織内研究所、さくらインターネット研究所が技術検証した。大容量データ転送が安価に可能な40Gbit/sのEthernetの広帯域ストレージネットワークを構築して調べた。その結果、都内に敷設済みのメトロファイバー網を使うことで、データセンターやパブリッククラウドにデータ解析基盤を構築する際に懸念されるデータ転送通信帯域のコスト増が改善できることが分かった。

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