さんふらわあの認知と利用拡大をDMP+行動分析+AIで。富士通と共同でデジタルマーケの取り組みを開始
DMPにデータを蓄積・統合し、機械学習で分析したうえで、パーソナライズや広告配信に活用
2017/4/27 14:54 マーケティング/広告
フェリー「さんふらわあ」の利用者の拡大に向けたデジタルマーケティングの取り組みを、商船三井・商船三井フェリー・フェリーさんふらわあが、富士通・富士通総研と共同で開始した。
デジタルマーケティングの取り組みを通して、「さんふらわあ」によるカジュアルクルーズの認知を高め、フェリー利用者の拡大を目指す。
今回の取り組みは、次のような全体像で設計されている。
データ収集
次のデータを、富士通の「DMPインテグレーションサービス」によるプライベートDMPと富士通総研の「生活者行動分析サービスDo-Cube」に蓄積・統合
- 個人を特定しない形でデータ化された商船三井フェリーおよびフェリーさんふらわあのWebサイトの閲覧情報や基幹システムデータ
- ソーシャルメディアや外部Webサイトなどのビッグデータ
データ分析
蓄積されたデータを、富士通のAI技術「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」の機械学習技術で分析・解析し、フェリーの船旅を好む年代や性別などのセグメントとその特長を導き出す
- セグメント
- 属性推定
- 趣味スコアリング
- 行動分析
データ活用
分析したデータを次のような形で活用することで、より的確なマーケティング施策を進める
- セグメントごとに最適な訴求内容を判断
- 各セグメントのニーズに合わせたWebサイトでの情報提供に活用
- 会員メール配信に活用
- 船上でのサービス向上に活用
- フェリーを利用したことのない潜在顧客への広告配信
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