ADKが社会課題や日常生活の悩みに対するアイデア提供サービス「ブレーンタル」募集

さまざまな分野の社員らが持つ広告会社としてのスキルを活用、有志らを無償で貸し出し

広告代理店のアサツー ディ・ケイ(ADK)は、自社の社員らが広告会社としてのスキルを活用して社会課題や日常生活の中の悩みに対するアイデアやソリューションを提供するサービス「ブレーンタル」の募集を8月1日に始めた、と同日発表した。10月31日まで募る。ブレーンタルは「ブレーン」と「レンタル」の造語で、クリエイター、プランナー、マーケティング、メディア、営業などさまざまな分野の有志がブレーンとなり、無償で貸し出す。創業60周年を記念したCSR(企業の社会的責任)・CSV(共通価値の創造)プロジェクトとなる。

ADK社員がこれまで培ってきた経験やスキルを生かし、課題や悩みの解決策をともに考える。各分野の専門家が職業上保有する知識、技術、経験を日常業務から広げて社会に貢献するボランティア活動「プロボノ」として社会に還元する。10月末から支援先を順次、決める。支援先は、応募内容や課題を事務局が見て、社員の有志が役に立つかどうかを判断して選定する。市のPR用の独自キャラクター開発、地元クラブチームの広報プラン検討、地域の伝統工芸のアピール、店がはやらない理由の検証などの応募内容例を想定している。

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