デジタルサイネージとスマートフォン連動参加型メディア「SCREEMO」の広告サービス開始

DNP、コンテンツの制作・配信から情報配信・広告効果検証まで総合展開、三重で実証実験

大日本印刷(DNP)は、デジタルサイネージと生活者のスマートフォンをリアルタイムに連動させる参加型メディア「SCREEMO(スクリーモ)」を活用した広告サービスを始める、と7月21日発表した。広告コンテンツの制作・配信から、デジタルサイネージにアクセスしたスマートフォンへの情報配信、広告の効果検証まで総合的に展開する。SCREEMOはイスラエルのスクリーモが開発し、広告代理店の協同エージェンシーが日本の販売代理店になっている。三重県鳥羽市で7月22日に開かれるイベント「第61回鳥羽みなとまつり」で同社と共同でプロモーション効果の実証実験を行う。

SCREEMOは、デジタルサイネージにアクセスしたスマートフォンの操作がリアルタイムに目の前のデジタルサイネージに反映し、クイズ、アンケート、ゲームなどに参加できる仕組み。スマートフォンに情報配信可能で、デジタルサイネージでの広告に加えて直接的なプロモーション効果が期待される。専用アプリは必要なく、URLの入力かQRコードで指定のウェブサイトにアクセスする。サイトのアクセス数や配信特典の利用数の分析によって、効果の測定も可能になる。鳥羽みなとまつりではSCREEMOを搭載した車を設置。来場者はスマートフォンを使ってイベントに参加できる。

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