さくらインターネットが各種インフラと顧客システムを閉域網内でつなぐメニュー開始

「プライベートリンク for ARTERIA」、拠点システムからインターネットを介さず接続

山川 健(Web担 編集部)

2016年5月11日 23:18

インターネットインフラサービス事業のさくらインターネットは、自社のデータセンターと顧客のシステム(オンプレミス環境)を専用線で接続するサービス「プライベートリンク」で、同社のインフラサービスと顧客システムの閉域網内での接続を可能にするメニュー「プライベートリンク for ARTERIA(アルテリア)」を6月30日に始める、と5月11日発表した。顧客による回線工事の手配が不要になり、短納期・低コストで閉域網内での接続を実現する。

ネットワーク関連事業のアルテリア・ネットワークスのサービス「VECTANTセキュアクラウドアクセス」と、さくらインターネットが提供する各種インターネットインフラサービスをプライベートリンク経由でつなぐ。VECTANTセキュアクラウドアクセスは、顧客の拠点システムから対象のサービスまで、インターネットを介することなく閉域網で接続する。「さくらの専用サーバ」「さくらのクラウド」「ハウジング」「リモートハウジング」が対象。

さくらインターネット
https://www.sakura.ad.jp/

アルテリア・ネットワークス
http://www.arteria-net.com/

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