オリコムとインモビ、スマホ広告を郵便番号7桁のエリア内に配信する「居住者ジオターゲティング」提供開始

国内で初めて端末利用者の居住エリアをターゲティングするサービスが誕生

岩佐 義人(Web担 編集部)

2016年3月4日 15:38

広告サービスのオリコムは、モバイル広告のインモビ ジャパンと共同で、スマートフォン広告において端末利用者の居住エリアを割り出し、居住エリアをターゲティングする「居住者ジオターゲティング」の提供を3月1日に開始した、と同日発表した。従来、ジオターゲティングは端末利用者の居住エリアまではターゲティングできなかった。今回の商品は国内で初めて端末利用者の居住エリアをターゲティングすることができる。

居住者ジオターゲティングは、ユーザーの過去の地点データを活用し、時間帯も考慮した行動パターンを分析することで、ユーザーの居住エリアを特定する。利用者が設定した商圏内に居住している人だけに広告を配信できるため、新聞折込広告やDMによって広告展開してきた指定エリアに居住している人への訴求をスマートフォン広告で行うことができる。設定できるエリアの最小単位は7桁の郵便番号1エリアで、従来の都道府県や市区単位に比べ、はるかに詳細な配信エリアを形成できる。

オリコム
https://www.oricom.co.jp/

インモビ ジャパン
http://japan.inmobi.com/

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