「企業顧客による取引先変更状況に関する調査」で約4割は企業Webサイトがきっかけ

日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会、接点になった媒体は企業Webサイトが最多

広告関連企業などが加盟する公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は、「企業顧客(BtoBユーザー)による取引先変更状況に関する調査」を実施し、12月17日に結果を発表した。企業Webサイトが新しい取引先企業に変更するきっかけになったBtoBユーザーが約4割あった。調査は過去に取引先を変更したBtoBユーザーと取引先との接触状況や接点になる各媒体の役割の把握を目的に10月9~14日にインターネットで行った。電子部品・材料、建材・住設機器、ドキュメントソリューションの3業種で5年以内に取引先を変更したことがある担当者を対象にした。3000人が答えた。

新たな取引先を選んだきっかけは、「過去に取引経験があった」(48.0%)、「営業を受けた」(46.7%)に次いで「当企業のWebサイトを見た」(44.0%)が入り「インターネット検索で見つけた」(40.6%)が続いた。取引先の変更対象になる案件発生までに取引先との接点になった媒体は「企業Webサイト」(42.5%)が最も多く「カタログ・パンフレット」(42.4%)と同水準だった。その次に多いのは「メーカー・販売店の営業」(34.5%)」で、以下「情報サイト」(25.2%)、「専門新聞・雑誌」(16.6%)、「展示会」(14.1%)となり、企業Webサイトが大きな影響を与えていることが分かった。

日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/

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