日本レジストリサービス、「都道府県型JPドメイン名」の優先登録申請受付を開始

ドメイン名の構造に47都道府県の名称を含み、第3レベルドメインは日本語でも登録可能
岩佐 義人(Web担 編集部) 2012/7/18 2:20

ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)運用の日本レジストリサービス(JPRS)は、7月16日から「都道府県型JPドメイン名」の優先登録申請の受け付けを開始した、と7月17日発表した。2012年11月19日から行われる通常登録申請の受付に先立って行われる事前登録の一環で、登録商標と同一の文字列が対象となる。都道府県型JPドメイン名は「○○○.hokkaido.jp」「○○○.tokyo.jp」のように、その構造に47都道府県の名称を含む。第3レベルドメイン(○○○の部分)は、ASCII、日本語のどちらでも登録可能。

都道府県型JPドメイン名は、サイバースクワッティング(後で高く売るためにドメインを取得すること)を避けるため、通常登録申請受付の開始前に2段階の事前登録を設けている。「優先登録申請」は、7月16日から8月19日まで受け付け、登録商標の権利者向けに、登録商標と同一の文字列を対象に優先登録申請を実施。1商標につき1文字列の申請とし、競合した場合は抽選で決定する。優先登録申請の終了後に受け付ける「同時登録申請」は、9月17日から10月21日まで。日本国内に住所を持つ組織や個人であればドメイン名の登録申請が可能。競合した場合は抽選で決定する。

日本レジストリサービス
http://jprs.co.jp/

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