Web広告研究会、2012年宣言「Cooking Big Data ~マーケティングの新しい時代へ」発表

インターネット空間そのものがデータを活用したマーケティング基盤になる、として発表

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は、2月29日に東京の時事通信ホールで開催した第25回WABフォーラムにおいて、これからのWEBマーケティング戦略として、2012年Web広告研究会宣言「Cooking Big Data ~マーケティングの新しい時代へ~」を発表した。

Web広告研究会では、従来からWebアクセス分析などのデータ活用のマーケティング研究を行ってきたが、クラウドの登場によりインターネット空間そのものが、データを活用したマーケティングの基盤(計算機、データ蓄積場所)になり、Webを含むDigital Media空間では、相手との許諾により、さまざまな行動データが取得されることがわかったという。さらに、大量のデータをクラウドの活用によって分析可能になり、Webのアクセス分析を高速に行い、サイトのコンテンツを個人ごとに変更するなどが実際に行われていることから、Big Dataを活用したマーケティングに着目。今までにない、新たなマーケティングの領域を切り開くと考えて2012年のWeb広告研究会の宣言とし、同分野の研究を進めているとした。

「Web広告研究会宣言」は、会員社で共有する意識をWeb広告研究会という「組織」のなかの閉じたものとせず、同じような課題を抱える会員以外の企業・個人・研究者にもディスカッションを通じて広げていきたいという趣旨のもと、2002年より発表され、今回で13回目。2011年の宣言は「ポスト検索~変わる生活者、Digitalコミュニケーションに向けて~」であった。

Web広告研究会
https://www.wab.ne.jp/

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