ビデオリサーチインタラクティブ調査、PC動画配信サイトの月間推定訪問者数は3000万人規模

月間推定訪問者数は前年比115%、1人あたりの月間平均滞在時間は前年比113%と増加傾向
岩佐 義人(Web担 編集部) 2011/10/18 0:34

インターネット利用状況調査のビデオリサーチインタラクティブは、PCインターネットでの動画配信サイトのアクセス動向についての調査を実施。10月17日、調査結果を発表した。調査はPCインターネットにおける動画市場の状況を把握する目的で行い、テレビ局が展開する動画サイトや、ユーザー参加型の動画共有・投稿サイトなどのアクセス動向をまとめた。集計対象としたのは「第2日本テレビ」「TBSオンデマンド」「無料動画GYAO」「YouTube」「ニコニコ動画」など。動画配信サイト全体の最近13ヵ月の月間推定訪問者数は2010年9月以降2500~2900万人の幅で推移し、2011年8月には3000万人に達している。2011年9月は2922万人であり、前年同期比115%だった。訪問者1人あたりの月間平均滞在時間は前年同期比113%の2時間4分と、ユーザー数と消費時間量はともに増加傾向にあることがわかった。

属性別でのアクティブリーチ(接触者率。集計対象期間中一度でも動画サイトを利用したユーザーを100%としたときの割合)と月間平均滞在時間は、男女とも13~19歳のティーン層が最も高く、男性の13~19歳はアクティブリーチが76.9%、滞在時間が4時間14分。女性の13~19歳はアクティブリーチが78.3%、滞在時間は3時間49分だった。職業別では中学生4時間1分、高校生3時間56分、大学生3時間52分の順だった。2011年9月の動画配信サイトの時間帯別訪問状況は21~23時台で活発な反面、朝の時間帯は活発ではなかった。また、平日と土日の比較では、平日が20~23時台、土日は昼を中心とした時間帯で活発な傾向があった。

ビデオリサーチインタラクティブ
http://www.videoi.co.jp/

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