日本ベリサイン、ウェブアプリファイアウォール「Scutum」のトラフィック拡充

上限超えるケースに対応、処理能力を増強して100Mbpsまでの新メニューを販売

山川 健(Web担 編集部)

2011年4月13日 19:36

情報セキュリティの日本ベリサインは、同社のSaaS型ウェブアプリケーション・ファイアウォールサービス「Scutum(スキュータム)」で、対応トラフィックを100Mbpsに拡充した新メニューの販売を始めた、と4月12日発表した。スキュータムは2010年6月に発売したが、対応トラフィックの上限を超えるケースもあったため、処理能力を増強したメニューを加えた。これで国内の99%以上のサイトで利用できるという。

今回新たに、10~50Mbps、50~100Mbpsのメニューを加えた。どちらも初期料金は20万7900円で、年間利用料はそれぞれ177万1560円、237万60円。スキュータムはSaaS型のため、初期コストが軽減でき、運営で専任の担当者も不要で、導入が容易。システム変更の必要はない。「ガンブラー」などブラウザを通じてダウンロードさせるドライブバイダウンロード攻撃にも効果がある。

日本ベリサイン
https://www.verisign.co.jp/

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