インターネットセキュリティ事業のセキュアブレインは、年末年始のインターネット利用、企業のウェブサイトの安全性監視についての注意喚起を12月25日に発表した。インターネットの利用が急増する年末から年始にかけては悪質なウェブサイトによるオンライン詐欺や、ウェブサイトの改ざん、ウイルスなどの不正プログラムの大量配布が行われ、それによる被害も多発するという。
インターネットを利用する個人ユーザは、使用しているセキュリティ対策ソフトが最新の状態に保たれているか、設定は正しく行われているかを確認するだけでなく、ギャンブル情報やマルチ情報サイトなどでのワンクリック・ツークリック詐欺にも注意するよう呼びかけた。
また、ウェブサイトを運営する企業では、自社のネットワークや外部に公開しているウェブサイトの安全性を確認する必要があるという。特に2009年5月以降は、企業のウェブサイトが「Gumblarウイルス」により、改ざんされる事件が多発。同ウイルスはウェブサイトに脆弱性等の問題が無くても改ざんを行うことが可能なため、企業はウェブサイトの監視を強化する必要がある。ウェブサイトを閲覧したユーザも「Gumblarウイルス」に感染する被害を受けるため、十分な対策が必要だ。
セキュアブレイン
http://www.securebrain.co.jp/
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