シックス・アパートの「Movable Type」日本語版がパラレルス推進のAPS規格に対応
ホスティング事業者は既存サービスでMovable Typeの提供が可能に
2009/2/20 19:25 レンサバ/システム
ブログソフトのシックス・アパートは、同社のブログソフト「Movable Type」日本語版が、仮想化・自動化ソフトのパラレルスが推進するAPS(Application Packaging Standard)規格に対応する、と2月19日発表した。APS規格への対応によってホスティング事業者は、APSアプリケーション用の標準ソケットを利用して、Movable Typeを既存インフラに提供・インストールできるようになる。Movable TypeはAPS対応のアプリケーションとして、パラレルスのホスティング自動化パネル「Parallels Plesk Panel」とOS仮想化ソリューション「Parallels Virtuozzo Containers」と互換性を持つ。
APS規格はクラウドベースのサービスと、ネットワーク設備やシステムリソースを事前に用意してユーザーの要求に応じ割り当ててサービス提供するアプリケーションのプロビジョニング、管理、統合をカバーするオープンな仕様。Movable TypeのAPS対応で、APSをサポートするホスティング事業者を通じて各企業がSaaSモデルでMovable Typeを利用できるようになる。ホスティング事業者は、既存サービスにMovable Typeをバンドルすることによってサービスの差別化を図り、魅力的なサービス提供が可能になるという。米シックス・アパートのAPS対応の発表を受け、今回Movable Type日本語版の対応を表明した。具体的な対応時期や対応バージョンは未定。
シックス・アパート
http://www.sixapart.jp
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