ライブドアがソーシャルブックマークの生データを研究者にCSV形式で無料提供

山川 健(Web担 編集部)

2009年1月15日 23:53

インターネット関連事業のライブドアは、同社のソーシャルブックマークサービス「livedoorクリップ」のサイトで公開しているURL、タグ、作成時刻の生データを、研究機関や法人の研究者や個人にCSV形式で無料提供する「EDGE Datasets(エッジデータセット)」のサービスを1月15日開始した、と同日発表した。データ利用は学術目的を前提とし、指定の問い合わせフォームからリクエストした個人にダウンロード用のURLとパスワードを提供する。

研究者はEDGE Datasetsによって容易に研究用集計や加工ができ、レコメンデーションやデータマイニングの研究に活かすことができるという。研究機関や大学、大手通信企業などでソーシャルブックマークの研究が進む中、研究には事業者サイトを巡回してクロールする必要があった。同社は研究者らをサポートするためEDGE Datasetsを行うことにした。livedoorクリップは、ユーザー同士が気に入ったWebページの情報を共有するソーシャルブックマークサービスで会員は約13万人。

ライブドア
http://corp.livedoor.com/

EDGE Datasets
http://labs.edge.jp/datasets/

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る