オムニチュア、「Omniture Genesis」を日本市場に投入。ウェブ解析とEメールマーケティングを統合
オムニチュアは9月12日、マーケティングテクノロジーの連携と自動化をプラグアンドプレイで実現する統合プラットフォーム「Omniture Genesis」を日本市場に投入することを発表した。日本のGenesis統合アプリケーション第一弾として、ダブルクリックのEメールマーケティングソフト「ClickM@iler」および同ASPサービス「ClickM@iler.jp」と連携する。提供は10月を予定している。
Omniture Genesisは、わかりやすいウィザードに従って簡単な設定を行うだけで、オムニチュアのオンラインビジネス最適化プラットフォームとサードパーティのオンラインマーケティングアプリケーションの連携を実現できるサービス。通常手間のかかる統合作業が不要で、マーケティング施策を横断したデータ共有と効果測定、レポート作成、動的な訪問者セグメンテーション/ターゲティングが可能になるので、オンラインマーケティング全体の最適化を行える。
具体的には、Genesisによってオムニチュアのウェブ解析「Omniture SiteCatalyst」と、EメールマーケティングソリューションClickM@ilerの連携をドラッグアンドドロップと簡単なウィザード設定だけで行え、Eメールキャンペーンとウェブサイトのデータを単一のダッシュボードに統合した包括的な効果測定や、メールキャンペーンデータとウェブサイト上の訪問者行動データを連携することで、開封率やクリックスルー率だけではなく、売上額やコンバージョン数などビジネスに直結する指標でEメールキャンペーンの効果なども測定できる。また、商品閲覧や購入履歴などのウェブサイト上の行動データに基づいた訪問者セグメントを動的に作成し、購入意欲があるにもかかわらず購入に至らなかった価値の高い顧客層に対してリマーケティングを実施するといったことも可能になる
両社は今後、ソリューションの共同提供に加え、営業・マーケティング・技術サポートなど多方面での協業を通じて、マーケター向けにオンラインビジネス最適化を図るための支援を積極的に提供していくとしている。Genesisのパートナーは、ワールドワイドで160社以上。日本国内においては、第一社目となるダブルクリックを皮切りに、Genesisパートナーおよび対応アプリケーションを順次拡充していく予定だという。
ソーシャルもやってます!