ドラゴンフィールド、アイトラッキング分析サービス「アイトラッキング レポート Lite」開始

ドラゴンフィールドは6月8日、“アイトラッキングシステム”を使った、有料サイト分析サービス「アイトラッキング レポートLite」の提供を開始した。

“アイトラッキング”とは、「Tobiiアイ・トラッカー」を使用して、表示用モニターを閲覧しているテストユーザーの顔画像、眼球画像、角膜反射点を捉え、左右の眼球運動を解析することで、ユーザーの視線移動や注視しているエリアを客観的なデータとして抽出するユーザビリティーテストのひとつ。装着する器具などがないため、より自然なかたちでのテストが可能になるのが特長。

クライアントからの要望をもとにタスクを選定し、アイトラッキングシステムを使ったサイト閲覧、およびデータを記録。分析データを、視線の流れを重ね合わせた「Gaze Plot(ゲイズプロット)」と視線の滞在時間を可視化した「Hot Spot(ホットスポット)」形式によるによる全キャプチャー画像と、行動履歴に沿った視線の流れを動画に収め、CD-ROMで提供する。

同サービスでは、被験者を固定化し、規定の分析メニューに沿った分析を導入することにより、15万円(税別)での提供を実現した。

また、同サービスを利用して、被験者2名が「コンビニサイトのトップページから、自宅の最寄店舗を確認する」というタスクを与えたうえで、大手コンビニ5社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、am/pm、ミニストップ)のアイトラッキングによるサイト分析を実施。その結果、最短でタスクを達成できたのは「am/pm」で平均28.5秒、最も時間がかかったのは「ミニストップ」で、平均87秒だった。

なお、同調査の結果は、動画共有サイト「YouTube」で公開されている
http://www.youtube.com/profile?user=DFWEBFLASH)。

アイトラッキング
http://dragon.jp/eyetracking/
ドラゴンフィールド
http://www.dragonfield.com/

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