グロースハックは英語でGrowth Hackと書くが、Growthは成長、Hackはプログラムに取り込むことを意味する。成長し続けることができるよう、あらかじめ製品やサービスにその仕組み(戦略など)を取り込んでおくことを指す。
グロースハックを行うための代表的なフレームワークに、「AARRR(アー)モデル」がある。AARRRは、Acquisition(獲得)、Activation(活性化)、Retention(継続)、Referral(紹介)、Revenue(収益)の頭文字をとっており、ユーザーの行動・状態を5段階で考える。
新規ユーザーを獲得し、良い顧客体験をしてもらうことで、リピーターとなってもらい、さらに自分だけでなく友人などにもすすめてもらい、収益化につなげる、というわけだ。グロースハックを成功させるためには、各段階において効果的な手法がとれるよう、ユーザーの行動などを徹底的に分析・検証して、改善を繰り返していく必要がある。