Webのコト、教えてホシイの!

【漫画】認知症のリスクは45%減らせる!? 不安に寄り添うマーケティングについて、テオリア・テクノロジーズ三宅さんに聞いてきた

コンバージョンではなく行動変容を設計する、認知症予防のマーケティングとは?

星井博文

7:05

Webのコト、教えてホシイの!
メガネが ないっ メガネ どこいった! このマンガを描いている星井→ おでこに ありますよ Web担・内藤さん↑ あ…  本当だ Web担編集長・四谷さん↑ 私も 最近もの忘れが 増えたん ですよね… そういえば この前 〝認知症治療薬〟の 記事を 読みましたよ ここ数年で 〝認知症治療の 選択肢〟が増えた そうです へぇ… その一方で 治療薬を作っている 製薬会社のグループ企業が 〝認知症を減らそう〟と 動いているらしくて 認知症の方が減ったら 薬 は必要なくなっちゃうのでは? 気になり ますよね というわけで 今回は その会社のCMO 三宅バセット章仁さんに その取り組みの 真相について 聞きにいきましょう
よろしく お願い します お願い します エーザイグループ テオリア・テクノロジーズ株式会社 CMO(最高マーケティング責任者) 三宅バセット章仁さん 僕は 認知症 なんでしょうか!? さすがに まだ 大丈夫でしょ そうとも 言い切れ ないんです  40代や50代では まだ他人事だと 思っている人が 大半ですが 認知症は 20年くらい かけて 少しずつ 進行していく 病気なんです えええっ
知らなかった… それじゃあ 僕の 頭の中も もしかしたら… 気づかないうちに もう始まって いるかもしれない? できるだけ 早いうちから 対策をしておくことが 大切なんです ではまず テオリア・ テクノロジーズについて 教えてください 弊社はエーザイの グループ会社です 核となる事業は 認知症に関する 一人ひとりに合った情報やサービスを届ける 「認知症 プラットフォーム」 の構築です 「認知症との 向き合い方を テクノロジーで 変えていくこと」 それが私たちの ミッションなんです! すばらしい!
認知症になる人を 少しでも減らす 活動をしていると 聞いたんですが… 認知症の方 が減ったら せっかくの治療薬が 使われなく なって しまいませんか? 発症した方にとって 薬の選択肢があることは重要です。 でも、発症につながるリスクは できる限り減らしていきたい。 私たちの事業の目的は 〝薬だけを届ける こと〟 ではなく 〝認知症をとりまく 社会課題 を 減らすこと〟 だからです まぶしいぃいいい はぁはぁ はぁはぁ 反応が おおげさ ですよ 具体的に どうやって 認知症を 減らすん ですか?
認知症の原因のうち およそ45%は 生活習慣や健康状態への対策で リスクを減らせる可能性があると いわれています。(※) ※出典:The Lancet「認知症の予防・介入・ケアに関するランセット常設委員会 2024年報告」。認知症に関連する14の修正可能なリスク要因に対処することで、認知症の約45%は予防または発症を遅らせられる可能性があると報告されています。 45%も…!? うちの母は 老化対策 にと 毎日スマホで脳トレ やってますけど それじゃ ダメなんですか? それはすばらしい 心がけですが それだけでは 不十分なんです えっ では 何を すれば? 難しいことでは ありません 生活を少しずつ 整えればいいんです 私たちが 推奨しているのは 脳を守る習慣 〝ファイブ・フィンガー〟です 生活習慣病 管理 栄養管理 運動 認知トレーニング 社会的交流 なんか 必殺技みたい ですねっ
※出典:The Lancet「認知症の予防・介入・ケアに関するランセット常設委員会 2024年報告」。認知症に関連する14の修正可能なリスク要因に対処することで、認知症の約45%は予防または発症を遅らせられる可能性があると報告されています。
それぞれ 説明すると こうですね 生活習慣病 管理 血圧・血糖・ コレステロールを 整え 脳の血流を守る 栄養管理 バランスよく 食べて 脳に必要な 栄養をしっかり 届ける 運動 体を動かして 血流を促し 脳を 活性化させる 認知トレーニング 学ぶ・考える・ 挑戦することで 脳に新しい 刺激を与える 社会的交流 人とつながり 会話や 交流を通じて 脳を働かせる
これで 認知機能が維持 できるなら みんなやれば いいのに まさにそこが 最大の壁なんです 正しい習慣を みんなに届けて 続けてもらう それが難しい テオリアでは 認知機能の チェック ツールや 脳の健康に関する プラットフォームを 展開していますが 「さあチェック しましょう!」 と言っても なかなか皆さん やってくれません アプリで簡単に認知機能をチェックしませんか No 認知症には 診断されるのが怖いという 心理的な壁もあります もしスコアや点数 で よくない 結果が出たら… そう思うと 怖じ気づいて当然です 確かに 怖いかも… チェック 怖いっ 受けたくないっ
ちなみに認知機能チェックは、 その結果に一喜一憂するためのものではありません。 年齢やこれまでの生活習慣・健康状態などをふまえて、 今のご自身の認知機能を知るためのものです。 そして、結果をきっかけに 認知機能の維持や改善につながる行動を見直す。 だからこそ、一度だけでなく 定期的にチェックし続けることが大切なんです。 では どうやってチェック を 受けてもらおうと 考えて いるんですか? チェック は 目的ではなく 次の行動を 決めるための 入り口です その先どう動けば 脳の健康を守れるのか 一人ひとりに合わせた ロードマップを 提案することが 大切なんです 従来の マーケティング のように 不安を煽って 早く決断させる 施策ではなく 不安を抱える人に 寄り添い 共に歩むような 設計をする それが私たちの マーケティングです 寄り添うって 具体的に どうするん ですか?
以前 地域のイベントで 「脳の健康チェック」を 実施したときに ある男性が 遠巻きに何度も何度も 私たちのブースを振り返り 行き来して なかなか入って 来られませんでした 恐らく 彼の心の中は 葛藤でいっぱい だったのでしょう 知るのが 怖い… もしよくない 結果が出たら… でも どうしても 気になる 「チェック してみましょう!」 って背中を押しちゃ ダメなんですか…? 焦らせるのは 逆効果なんです 重大なことを 決めるには 心の準備が必要 本人が 決断するのを じっと見守りました 確かに ネット通販でも 商品を買い物かごに 入れたまま 「どうしようかな」って 2~3日悩む ことがあります メールで 何度も催促されると 逆に 買う気が失せますよね
背中を押さずに 決断するための 「間」を用意 してあげるんですね その通り です なので 私たちのサイトも ユーザーの 〝知る怖さ〟に 寄り添った 設計に しています チェック して 終わりにしたら 意味がない その原因を探り 一人ひとりに最適な 「次の一歩」につなげる それこそが 私たちの目指している 姿です ・解決可能な要因を示す ・相談窓口 や生活改善へ導く ・デジタルで継続的に伴走する ・一人ひとりに合わせた一歩を用意する チェック の後に 何をすべきか 一人一人の 生活や生きがいに沿った 行動は何か 具体的に示すことが 私たちが目指す ゴールなんです 僕も やってみます! それでは最後に 読者に 一言 お願いします
私たちが 届けたいのは スコア では ありません 自分の脳の現状を知り 自分らしい 未来のために 次の一歩を選びとれる そんな 選択肢を 社会に 広げていきたいんです 本当に 設計すべきなのは、 コンバージョン ではなく その先の行動変容 スコア は ゴールじゃない 未来を変えるための 〝分岐点〟です 星井さん さっそく チェック してるん ですね A でしたよ! エラーじゃないですか? もう一回 やって みましょう こらこら こらこら

次回は7月31日(金)公開予定

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