Webページのキャプチャや保存した画像などのビジュアルに、メモを付けて共有できるサービス「AUN」(あうん)が、10月1日にバージョンアップすることを、提供元のフォノグラムが9月16日に発表した。利用無料で登録などは不要。
「AUN」は、サイトキャプチャや画像などのビジュアルを登録し、メモを入力・保存し、内容を共有することが可能なサービス。
保存を行うと、個別の短縮URLが発行されるので、このURLを相手に伝えることで、画像とメモが共有できる。データの保存期間は7日間。
“ビジュアルコミュニケーション支援ツール”として提供されており、グラフィックデザインやWeb制作の現場で、複数人がやりとりするケースなどを想定している。
今回のバージョンアップでは、次の4つの機能が追加される。
- 複数ページを1URLで共有
- 共有相手もコメントを追加可能に
- エクスポート対応
- レスポンシブ対応
「複数ページを1URLで共有」では、複数ページを立て続けにキャプチャして、やりとり相手には1つのURLを送るだけで一括共有できる機能が追加される。
「共有相手もコメントを追加可能に」では、共有用URLにアクセスすると、閲覧だけでなくコメント追加ができるよう変更される。
これにより、以前は「伝えて終わり」だった修正指示を、コメントでコミュニケーションしながら決定していったり、作業の進捗を相手に伝えたりできるようになる。
「エクスポート対応」では、「エクスポート」ボタンから、データのローカル保存ができる。配置した「ピン」を含めた形で画像がPDF出力される。コメントはCSVで出力される。
「レスポンシブ対応」では、Webページをメモのためにスクリーンショット撮影する時点で、取り込みたい画像サイズが選択できるよう変更される。
そのほか、画像取得の精度の改善、タイトルの自動取得、ポイント枠の改善(最小サイズを縮小)、Exif情報の自動削除といった修正も行われている。
参考リンク
ビジュアルコミュニケーションツール「AUN」(あうん)
バージョンアップに関するプレスリリース
フォノグラム
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
ですねー。制作会社さんに修正指示出すときに、囲んでコメント付けて送ったら、受け取った制作会社さんは、修正の意味がわからなければコメントで聞けばいいし、修正したところは「修正完了」ってコメントを返していけばいいんですからね。
複数ページをまとめられるのも、実はなかなかいいアイデアなんだよ。
あら、そうなんですか?
以前は送ったURLをそれぞれ記録しておかないといけなかった。自分が作ったメモの一覧もなかったしね。
まぁ、無料ですからね……。
でも、こうして複数のページをまとめて管理できるようにすれば、べつに「メモ一覧」がなくても楽になるんだね。感心したよ。
そうか、そういうことか!
こういうサービスは、ビジネスとして大きな利益を出せるわけではないので、良いものがあっても数年でサービス終了しちゃったりするので、できるだけ続けてほしいね。
で、もっとバージョンアップしていってもらいたいですね。
うむ。応援したいと思う良いサービスだ。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
やっぱりコメントをやりとりできるのはいいよね。