ネットショップ担当者フォーラム特集

【Amazon出品サービス活用事例】なぜ手間をかけずに新規顧客を増やせるのか? バッグ専門店サカエ

ネットショップ担当者を悩ます「集客」と「販売」の手間を、「Amazon出品サービス」を使って大幅に軽減したバッグ専門店サカエの事例を紹介。
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ネットショップ担当者フォーラム2012

「Amazon出品サービス」や
「フルフィルメント by Amazon」をさらに詳しく知るチャンス!
「ネットショップ担当者フォーラム2012」開催【参加費無料】

12月6~7日の東京有明TFTホールにおいて、ネットショップ運営成功の「本質」的手法を知るショップ担当者のためのイベント「ネットショップ担当者フォーラム2012」が開催される。

テクノロジーセッションでは、アマゾン ジャパン株式会社の前田宏氏が「Amazon出品サービス」「フルフィルメント by Amazon」について講演予定だ。

講演なぜ今Amazonでネット通販をはじめるのか? ~手間いらずの「Amazon出品サービス」と「フルフィルメント by Amazon」~(12月6日 15:15~15:55)

アマゾン ジャパン株式会社の講演内容とイベントの事前参加登録はこちら
ネットショップ担当者フォーラム2012
  • 日時:2012年12月6日(木)・7日(金)
    2日間、10:00~18:30
  • 会場:TFTホール(東京有明)
  • 参加費:無料
  • 主催:Web担当者Forum
    (株式会社インプレスビジネスメディア)

新規顧客の開拓につながる「Amazon出品サービス」「フルフィルメント by Amazon」について、12月6~7日に開催されるイベント「ネットショップ担当者フォーラム」のテクノロジーセッションで、アマゾン ジャパン株式会社の前田宏氏にご講演いただく予定だ。

イベントに先立ち、このAmazon出品サービスを活用しているバッグ専門店サカエの目々澤佳子氏に話をうかがった。

こんな悩みを、あなたは持っていないだろうか。

ネットショップを始めたが、集客が思うようにいかない

ネットモールで多数の出店者と膨大な商品群の中に埋もれてしまい、自社商品を見つけてもらえない

自社サイトやネットモールで販売の手間がかかりすぎる

これらはネットショップ担当者から聞かれる悩みだ。実店舗を経営している企業が、販売機会を広げようとオンライン販売に乗り出すケースは多いが、そこで成果を上げるにはネットならではの手間とノウハウが必要になる。

「集客」だけを見ても、広告やSEOなどやるべきことは多いが、スキルのある専任担当者を増やすコストがかけられない企業も多い。そういったオンライン販売の悩みを解決してくれるのが、Amazonの「出品サービス」や「フルフィルメント by Amazon」だ。

人や手間を増やさずに販売機会を増やす

目々澤佳子氏
株式会社栄屋商店 取締役 目々澤佳子氏

バッグや財布の専門店として東京、埼玉、千葉に6店舗を展開する株式会社栄屋商店では、オンライン販売チャネルの1つとしてAmazon出品サービスを利用している。同社取締役の目々澤佳子氏は、「販売や集客の手間がかからない点でAmazonに期待して」と導入のねらいを語る。

弊社は本社で一括仕入れをして在庫を持ち、各店舗に出荷する方法を取っているので、『せっかく手元(本社の倉庫)に商品があるなら、オンライン販売でも売ってみよう』ということで、自社サイトを始めました。

最初はお試し程度でしたが、徐々に売上が伸びてきて、いくつかのネットモールに出店するようになりました。ただ、自社サイトの売上が頭打ちになり悩んでいた時、ネットショップ運営者の集まりで他の運営者に相談したらAmazon出品サービスのことを教えてもらいました。一番惹かれたのは販売や集客に手間がかからないという点でした。社員は手一杯でしたから、いくら売上アップが期待できるといわれても、新たな人手が必要になるなら踏み切れなかったと思います。Amazon出品サービスは簡単に始められて、Amazonの膨大なお客様にリーチできるということで、試す気になりました」(目々澤氏)

栄屋商店が自社で運営するショッピングサイト「バッグ財布の専門店サカエ」。
栄屋商店が自社で運営するショッピングサイト「バッグ財布の専門店サカエ」。

Amazon.co.jpを訪れる顧客は月間4800万人を超える(2012年8月時点)。扱う商品の幅広さから、「ネットでの買い物はほとんどAmazon」という顧客も少なくない。AmazonはSEOやSEMにも注力しており、検索エンジンで商品名を検索するとAmazonの商品ページが上位に表示されることも多い。また、スマートフォンなどのモバイル端末向けのサイトにも自動出品されるので、出品者はモバイル対応も不要だ。Amazonに出品するということは、これらのメリットも受けられるということである。

栄屋商店は、Amazonを利用することで人を増やさずに販売機会を増やす道を選んだ。

他で売れないものが売れた!
集客の手間をかけずに新たな客層を開拓

Amazon.co.jp内に設けられた「バッグと財布の専門店サカエのストア」。
Amazon.co.jp内に設けられた「バッグと財布の専門店サカエのストア」。
株式会社栄屋商店
  • 本社所在地:〒120-0034 東京都足立区千住3-66
  • 事業内容:バッグと財布の専門店として東京、埼玉、千葉に6店舗を構えるほか、自社サイトやAmazon出品サービスによるオンライン販売を展開している
  • http://www.amazon.co.jp/sakae

売上は期待どおり」という目々澤氏だが、過去1年間利用してきた間にAmazonならではの購買傾向も見えてきた。

Amazonでは、自社サイトや他のネットモールではあまり注文が入らないような商品も売れています。バッグのパーツ類やレインカバーなどを注文されるお客様も多く、これまでとは異なる客層にリーチできていると実感しています。これは検索やレコメンデーション(おすすめ)機能など、Amazonならではの集客の仕組みによる効果が大きいと思います」(目々澤氏)。

Amazonはあらゆるジャンルの商品を扱っているため、「当初は買う予定ではなかったが、出会ってついつい購入に至る」というケースも多い。中でも秀逸なのは「これを買った人はこんな商品も買っています」というレコメンデーションだ。自社サイトや他モールでも自社のセット商品や関連商品のおすすめなどをする企業は多いが、Amazonの場合は、Amazonサイトが1つのお店として、膨大な商品から最も適切な物をレコメンデーションする。その結果、意外な商品が出品者の枠を超えて同時に購入されるのだ。

さらに、「他モールの場合は季節ごとの特集やポイント倍付けキャンペーンへの参加、メルマガ配信などに手間とコストがかかりますが、Amazonでは出品者にそういった集客の負担がかかりません」と目々澤氏。

商品ページづくりも簡単で素早い販売が可能

集客の手間だけでなく販売の手間がかからない点もAmazonの特長だ。Amazonでの販売は、店構えをつくる必要がない。また、複数の出品者が同じ商品を販売する場合は共通の商品ページを利用するため、販売価格や数量の入力だけで販売を開始できる。独自商品でもテンプレートに商品情報を入力するだけで、凝った商品ページの作成は不要だ。

栄屋商店のネットショップ担当者は、自社サイトや複数のモール運営を行うために「商品写真の撮影」「Web用の商品画像処理」「キャッチコピーの制作」「データのアップ」という4つの役割ごとに担当者がいる。新たにAmazonが加わっても、画像処理やデータアップの作業が少し増える程度で、新たに人を増やすことなく兼任で運営している

「いかに最小限の手間で成果を出せるか」を目指したサービスがAmazon出品サービスであり、そこが自社サイトや他モールとの違いだ。

商品を納めたら「あとは全部おまかせ」のフルフィルメントサービス

商品倉庫を兼ねる栄屋商店の本店内は、たくさんの商品であふれかえっている。商品管理は物販事業を営む際の悩みでもある。
商品倉庫を兼ねる栄屋商店の本店内は、たくさんの商品であふれかえっている。商品管理は物販事業を営む際の悩みでもある。

栄屋商店では、半年前からAmazon出品サービスのオプションである「フルフィルメント by Amazon」(以下、FBA)も使い始めた。FBAは、「商品在庫の保管」「注文処理」「出荷」「カスタマーサービス」を代行するサービスで、出品者は商品をAmazonの倉庫に収めてしまえば「あとはおまかせ」となる。Amazonの小売り部門で培われた世界屈指のテクノロジーと迅速な配送システムが、販売支援サービスとして出品者にも提供されているのだ。

FBAは、最初は効果的なのかどうかわからず、商品の一部をお試しのつもりで始めました。オプションサービスといっても固定費はなく、かかるコストは利用した分だけなので、気軽に試すことができました。FBAを実際に利用してみると、手間を減らせただけでなく、売上が伸びることもわかりました」(目々澤氏)

FBAの特長は、物流代行サービスであると同時にAmazonでの販売の仕組みと密接に連動した販売促進サービスである点だ。ほとんどの商品が当日・無料配送・ギフト配送に対応し、24時間365日稼働しているので、年末年始などの休業期間に利用すると販売機会を失わずに済む。季節性の高い商材を特定シーズンだけ預けることも可能だ。

FBAでかかるコストは、在庫保管手数料と発送代行手数料。在庫保管手数料は商品サイズと保管期間、発送代行手数料は商品サイズと重量によって変動し、固定費はない。

目々澤佳子氏

FBAに関してやることは、在庫状況を管理画面でチェックして、在庫が少なくなったらAmazonの倉庫に追加で商品を送るだけ。個別の商品ごとの在庫数や追加納品の必要性を知らせてくれる自動メールも送られてくるので助かっています。

管理画面ではさまざまな情報を見ることができ、売れ行きや価格などから、FBAで出すほうがメリットになる商品を自動的に提案してくれる機能もあるので、効果的に利用することができます。弊社はFBAを利用している商品数はまだ多くはありませんが、管理画面や自動メールのデータも見ながら、今後利用を増やしていく予定です」(目々澤氏)

目々澤氏も触れたように、Amazon出品サービスの管理画面からは実にさまざまな情報が得られる。自社商品の売上や動向はもちろんのこと、競合に比べて現在の価格設定は競争力があるのかも含め、さまざまな角度からの分析が可能だ。こういったマーケティング分析ツールを利用できることも、サービスを利用するメリットといえる。

また、Amazonでは無料でオンラインセミナーを実施し、データの活用方法を解説したり販売拡大のサポートを行う機会を増やしている。

◇◇◇

栄屋商店における実店舗とオンライン販売の売上は、現在ちょうど同じくらいの規模にあるという。最後に目々澤氏に今後の展開について聞いた。

バッグや財布といった身に着ける商品なので、実物が手に取れる実店舗の役割がなくなることはないでしょう。ただ、弊社でも成長率はオンライン販売のほうが圧倒的に高いので、今後もオンライン販売に注力していきます。

Amazon出品サービスやFBAはまだ始めてから長い期間が経っていませんが、確かな手ごたえを感じています。私は他のネットショップ運営者からすすめられてAmazonでの販売を始めましたが、私からもAmazonはおすすめします」(目々澤氏)

ネットショップ担当者フォーラム2012

「Amazon出品サービス」や
「フルフィルメント by Amazon」をさらに詳しく知るチャンス!
「ネットショップ担当者フォーラム2012」開催【参加費無料】

12月6~7日の東京有明TFTホールにおいて、ネットショップ運営成功の「本質」的手法を知るショップ担当者のためのイベント「ネットショップ担当者フォーラム2012」が開催される。

テクノロジーセッションでは、アマゾン ジャパン株式会社の前田宏氏が「Amazon出品サービス」「フルフィルメント by Amazon」について講演予定だ。両サービスを詳しく知ることのできるチャンスなので、ぜひ参加しよう。

アマゾン ジャパン株式会社の講演内容とイベントの事前参加登録はこちら
  • 主催:Web担当者Forum(株式会社インプレスビジネスメディア)
  • 日時:2012年12月6日(木)・7日(金)/2日間、10:00~18:30
  • 会場:TFTホール(東京有明) 【会場アクセス】
  • 参加費:無料

※Amazon, Amazon.co.jp およびフルフィルメントby Amazonは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

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