「TOHOシネマズ」をエキスパートレビュー!(続き)
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「ステキな金縛り」をクリックすると、一覧ページへジャンプ
では、シナリオ通り「ステキな金縛り」を見に行くため、「上映中作品」の部分の「ステキな金縛り」をクリックしてみよう(前ページ図3の緑枠で囲んだ部分)。すると前述した通り、予想を裏切って「上映中作品一覧」ページに飛んでいってしまう(図4)。
ただ、この一覧表示ページでも、「ステキな金縛り」は一番上に表示されているので、この画像リンクや、「作品詳細へ」のボタン、「ステキな金縛り」のタイトルのテキストリンクの3カ所から作品ページへ進むことができる(図4赤枠で囲んだ部分)ので、それほどわずらわしさはない。
「上映中作品一覧」ページに誘導されたので、このページも少し見ておきたい。プルダウン(図4青枠で囲んだ部分)はどのような機能なのか、おわかりだろうか。
この「上映中作品一覧」ページは多数の作品が紹介されている。下の方までスクロールする人は皆無だろう。プルダウンは、そのたくさんある作品のそれぞれの掲載場所へ、直接ページ内移動するためのアンカー機能になっているのだ(図5)。
実際にプルダウンを使ってみると、悪くないナビゲーションだと思った(プルダウンから作品の一つをクリックすると、その作品が一番上に表示されるように見える)。しかし、新規ユーザーにとってみると、[決定(選択)]ボタンもないので、動作が想像しにくいかもしれないが、確かにこのような選択肢型のナビゲーションは最近少なくないようにも思う。
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この記事の筆者
衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)
1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社へ。調査部、インターネット視聴率センター長などを経て、2000年ネットレイティングスへ。視聴率サービスやアクセス解析サービスの立ち上げに尽力。2006年株式会社クロス・フュージョンを設立し代表取締役に。2023年活動停止。
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