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『ケータイの未来』

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『ケータイの未来』

森山 和道(サイエンスライター)

「iモード」「おサイフケータイ」を生んだ
ドコモ「広告塔」夏野氏のケータイドリーム

『ケータイの未来』
  • 『ケータイの未来』
  • 夏野 剛 著
  • ISBN:4-478-32122-5
  • 定価:本体1,800円+税
  • ダイヤモンド社

iモードの時代は終わった、と著者はいう。

ケータイを使ってインターネット関連のサービスを受けることそのものは当たり前になった。MNP導入にともなったシェア変動のニュースは毎月報道されるが、それは局地戦であり、大局ではない。ドコモがシェアの半分を取り、2強があとに続くという傾向は変わらない。今後、ケータイ業界全体が大きくなるには新たなビジネスモデルが必要だ。

本書は、主に金融関連をターゲットとしたドコモ生態系の拡張構想と、さらに先の、ケータイというより身近なネット接続デバイスの将来を夢想した本だ。著者の夏野氏はドコモの広告塔としても知られている。逆に本書のことを、広告塔が書いた本だからと敬遠している読者も少なからずいると思う。しかし未来の風景を描いた小説から始まる本書はいろいろと発想が喚起される、なかなか面白い本になっている。

カード機能を取り込みつつあるケータイだが、おそらく今後は薄くなり逆にカードに近いものになっていくのだろう。ディスプレイサイズが縮むことはない。夏野氏は、ホログラムディスプレイのような、本体サイズからディスプレイサイズを開放するデバイスの登場を期待しているという。技術的には勝る日本の端末メーカーが世界で勝てないのは営業・マーケティング力と意志決定力が弱いからだという。日本の端末メーカーは自分で流通網を整備した経験を持っていないからだ。

今後、日本メーカーはどうしていくのか。

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