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コントロールプラスという社名に秘められた想い

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コントロールプラスという社名に秘められた想い

コントロールプラスという社名は、キーボードの「コントロールキー」に由来する。Windowsではコントロールキーと別のキーを同時に押すことで、さまざまな動作を行うことができる。組み合わせるキーによって、全く違うアクションを起こすように、同社では社内スタッフが案件ごとに外部パートナーと一緒になって案件対応するのである。

単価、職種、スキル、経験、得意領域など細かくセグメントされた約100人に及ぶ外部パートナー陣を、案件額、納期、コンテンツの中身などから吟味したうえで、各案件に最適化したチームを組むのである。だからこそ20人規模の制作会社でありながら、多種多様なクライアントのニーズに応えることができる。

また社内スタッフで、専任のライターを抱えているのも特徴だ。20人規模のウェブ制作会社で、ライターを専従スタッフとして抱えているケースは多くない。さらに外部パートナーとしてコピーライターも抱えているとのことだ。この理由について村田氏は、「短期間でサイトを作り、確実に収益をあげなくてはいけない場合に、デザインやHTMLソースのコーディングと同じくらいライティングも重要視されるべきです。それくらいのプライオリティをもってサイト構築にあたらないと、ユーザーはお金を落としてくれません」

ライティングをプロデューサーやディレクターがやると中途半端になってしまう場合も多い。企業のステークホルダーにきちんとしたメッセージを伝えたいのか、ユーザーの購買意欲に働きかけるキャッチーなコピーが必要なのか、目的によって最適なライターを割り当てることが必要だ。ひとくちにライターといっても、得意分野などは微妙に異なる。採用ページを作ろうとした場合、採用ページのライティングを数多くこなしたライターが適任だということは誰でもわかるが、コントロールプラスの場合はこのような多様なニーズに応えられるだけのクリエイターを数多く抱えている。ニーズに合わせてアサインできるコーディネート能力は特筆すべき点だろう。

予算に応じた最適解を提示できるヒューマンリソース以外にも、たとえば、コントロールプラスが提供しているCMSは、Movable TypeとドリコムCMS、そしてオリジナルCMSの3パターンがあり、予算と案件内容を基に最適なCMSを選択して提供する。このように、ソフト面・ハード面から案件に対する最適解を導いたうえで、営業コストをほとんどかけていないことの相乗効果で、相場の価格感以上のクリエイティブを発揮することができる。

自社巨大メディアを持つ強みと経験

図2 コントロールプラスが運営するデート通.jp。メディアを運営してきた経験からアドバイスを受けられるのは、ビジネスを考える担当者には心強い。
http://www.date2.jp/

コントロールプラスは、ウェブ制作会社の顔以外に、デートスポットのクチコミ情報サイト「デート通.jp」の運営会社としての顔も持っている(図2)。自社メディアを持っている制作会社はあるが、これほど大規模なメディアを抱えている制作会社は珍しい。「コンテンツのメディア化」というキーワードに感化され、メディアを運営したいという企業にとって、同社はうってつけの制作会社に映るだろう。しかし、安易なCGMの導入やメディア志向に村田氏は警鐘を鳴らす。

「ウェブサイトは、メディアとしての側面と、会社概要や商品紹介のようなマーケティングツール的な側面がありますが、これらは異質なものです。メディアは中立を保たなければならないので、たとえばマーケティングサイトに掲示板やコミュニティ機能を付けてもメディアにはなりません。自分達がこの商品を売りたいからといって、業界のポータルサイトを作って販売しても、メディア的なアプローチではないので必ず失敗します。メディアをやりたいというお客様には、『コミュニティを運営する覚悟がありますか? 漠然と人が集まるかもしれないのでやりたい、という理由ならば止めた方がいいですよ』とアドバイスします。ブログやSNSへの書き込みに対する対応をどうするのか? ということをとっても、それがナレッジに裏打ちされた鉄則に基づいているのかということが厳しく問われます。その対応に、正解も間違いもありますが、その鉄則の部分がなくて、他社のサイトではこうしていたからとか、規約に則って画一的に、といった対応だと確実に失敗します」

ただし、本気でメディアを目指したいクライアントには、「デート通.jp」の成功体験やナレッジを踏まえ、アドバイスしていくという。

「クリエイティブに正解はないと思いますが、デート通.jpを運営してきた経験から、どのスポットに仕掛ければいいのかとか、どのターゲットに働きかければブレイクするのかという落としどころはわかります。ほかにも、PVがこれくらいになったらサーバーを増強しましょうといったように、経験に基づいた運用面でのアドバイスもできます。このような経験を踏まえて、為替情報ポータルサイト「Klug」の立ち上げをお手伝いしました(図3)。Klugの本業は新しいスタイルのFXなのですが、最近になって追随するポータルサイトが登場しました。他社さんに模倣されるというのは注目されているサービスの証しでもあるので、お客様は『ほんとに似ているね』とむしろ喜ばれていました」

図3 GCIキャピタルが運営するクルーク。為替の情報ポータルサイトとしてMovable Typeをカスタマイズして構築している。
http://www.gci-klug.jp/

御社の良いところを見つけます企業の表現を形にしてアドバイス

コントロールプラスが単なるウェブ制作会社という枠を越えて、ビジネスパートナー的なスタンスで手助けしてもらえることは、今までの内容で伝わってくるが、最も得意としていることはなんだろうか。

「コンセプトメイク周りのクリエイティブには自信がありますね。コントロールプラスはブレがないようにコンセプトをしっかり固めて、その企業が表現したいものをウェブやCI(Corporate Identity)といった形にしてアウトプットするのが得意な会社です(図4)。なんとなくサイトを作りたいというお客さんよりも、強みはあるはずなんだけど自分達では見つけられないので、目に見える形で表現してほしい、言葉に変えてほしい、といったお客様のお役に立てると思います。特に、ベンチャー企業だと差別化を計るはずのキーワードが、どこでも使われているような普遍的なフレーズだったり、うまく訴求できていなかったりすることも多いので、社風や会社の雰囲気を具現化して、魅力ある企業像を知らしめるお手伝いができればと思います」

図4 企業独自の色を形にするのはコントロールプラスの得意とするところだ。CIのデザインコンセプトには、企業が目指す形が現れている。

表1 コントロールプラスの制作予算イメージ

項目料金備考
企画/ディレクション8万円~300万円 
トップページデザイン10万円~100万円コーディングは別料金。
第二階層ページデザイン2万円~20万円
素材制作(写真、アイコンなど)3,000円~/1点ページ制作に含まれる場合もあり。CI、ロゴのデザインは別料金。
HTMLコーディング2万円~/1ページ 
更新作業5,000円~/1ページ 
ブログ構築30万円~Movable Typeをカスタマイズして構築。テンプレートデザインは別料金。
アクセス解析10万円~/月アクセス解析のアプリケーションに応じて変動。
レンタルサーバー選定・導入1万円サーバー移行費は別料金。
CI30万円~マニュアル(ガイドライン)制作。
ロゴ制作30万円~ 
名刺デザイン10万円~ 
Ajax5万円~800万円別途サーバー料金が必要。
CGI7万円~20万円、~300万円大規模のものだと300万円程度。
CMS導入製品による製品価格+導入・設定費用約20万円。カスタマイズは別料金。ドリコムCMS、Movable Typeカスタマイズによる導入実績多数。
Flash30万円~紙芝居的なものは約5万から。アプリケーションは約30万円から。
Flashゲーム60万円~ 
SNS100万円~デザインテンプレートのみの場合、システム構築は応相談

※この記事は、『Web担当者 現場のノウハウ vol.2』 掲載の記事です。

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