富士通がシニア向けSNS活用の「らくコミュタイアップマーケティングサービス」開始

会員数120万人の「らくらくコミュニティ」で企業の商品情報や読み物コンテンツを提供

富士通は、シニア向けのビジネスを展開する企業のマーケティンを総合的に支援するサービス「らくコミュタイアップマーケティングサービス」の販売を10月13日に始めた、と同日発表した。同社が運営する国内最大級のシニア向けSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「らくらくコミュニティ」を活用し、企業の商品情報や読み物コンテンツなどを提供する。同社が蓄積してきたシニアの興味関心・行動に関するデータや知見に基づき、マーケティングからシニアユーザーの傾向の比較分析、行動変容の評価まで一貫して実施する。シニア層に対してもSNSを生かしたコミュニケーション手法が有効だと判断した。

らくらくコミュニティは約120万人の会員数がある。らくコミュタイアップマーケティングサービスでは、らくらくコミュニティ内の読み物コーナーに専用コーナーを4週間限定で設置して商品・サービスの記事を掲載し、商品の理解を促進できる。掲示板のテーマに関する投稿コンテストや、投稿者へのプレゼント企画など投稿を促す施策の立案から実施までを富士通が行う。読み物コーナーや掲示板で取得したデータと企業が保有するデータを組み合わせ、ユーザーの傾向や行動を分析する。資生堂、北海道ガス、ピップ、小学館がサービスに向けたトライアル・実証を行っている。基本サービスは300万円(税別)。

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