絵文字を使ったドメイン名をマーケティングキャンペーンに使ってみると話題になるかも?

絵文字を使用したドメイン名は普段あまり見かけませんが、実はマーケティングキャンペーンで広く使用されています。
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Gandi.net ニュースブログからウェブマーケティングに関連する記事を抜粋してご紹介します。

絵文字ドメインとは

絵文字を含むドメイン名を登録できることをご存知ですか? 絵文字のドメイン名での使用法を見てみましょう。

絵文字は新しいユニバーサル言語であり、メールやソーシャルメディアなど世代を超えて至る所で使用されています。 今後はURLとして絵文字を見る機会が多くなっていくでしょう。

覚えやすい絵文字ドメイン名はマーケティング計画を実施するための有効なコミュニケーションツールになり得ます。コカコーラがプエルトリコに焦点を当てたキャンペーンで行ったように、多くの大手ブランドが既に絵文字ドメイン名を有効活用しています。

 

絵文字ドメインを使ったマーケティングキャンペーン事例

2015年、コカ・コーラは消費者を「オープンハピネス」というキャンペーンに招待し、ハピネスを表す絵文字を使用して .ws を使用したドメイン名を登録しました。登録したドメイン名のリンクをたどることにより、インターネットユーザーは、自分の絵文字ウェブアドレスを獲得するための運試しにサインアップするように招待されました。ユーザーの大部分がスマートフォンからサイトにアクセスしたことで広く共有されました。

最近では、社会正義 (social justice) 周知キャンペーンがこのドメイン名 👁👄👁.fm のおかげで話題になり、#BlackLivesMatter 運動の組織を支援するために200,000ドルを集めました。

他にも様々なブランドが絵文字ドメインを使用して自社のサイトに転送しています。

Mailchimpは 💌.ws (xn--rr8h.ws) を使用し、バドワイザーは 🍺🍺🍺.ws(xn--xj8haa.ws)を使用しています。

 

絵文字ドメインの登録と制限

絵文字ドメインには新しい機会がたくさんありますが、登録には様々な法的および技術的な制限により、依然として比較的制限されている状態です。

絵文字ドメインの登録に制限がある主な理由の1つは、絵文字ドメインを登録できるトップレベルドメイン (TLD) の数が非常に限られているということに関係しています。現在こういったドメイン名の登録を提供しているトップレベルドメインは、.ws (ccTLD、またはサモアの場合は国コードのトップレベルドメイン) および.fm (ミクロネシアの場合はccTLD) があります。

キーボードで絵文字を打つことは可能ではありますが (WindowsではWindows +セミコロン、Macではctrl +⌘+スペースを使用)、絵文字の使用は主に絵文字キーボードが組み込まれているスマートフォンに限定されています。

さらに目的のURLにアクセスするには、絵文字を Punycode に変換する必要があります。 DNS は ASCII 文字のみを受け入れるためこの変換が必要です。 Punycode を使用すると、Unicode文字 (絵文字など) だけでなく、特殊な国際文字もASCIIに変換できます。これは絵文字キーボードを使用せずに、コンピューター上でウェブサイト 😀.ws に移動するには、xn--e28h.ws と入力する必要があることを意味します。

したがって、絵文字ドメインの登録に進む前に、使用可能なトップレベルドメイン (TLD) に関して選択肢が比較的制限されているので登録する前にしっかり検討する必要があります。とはいってもマーケティングなど特定の用途に絵文字ドメインを使用するとよいことがあるかもしれません。

絵文字ドメインの登録を許可するTLDの数によって制限されていますが、絵文字が確立されるにつれて、いくつかの欠陥も解決され、ICANNのセキュリティ専門家は絵文字ドメイン名についての考えを再検討し、ドメイン名の世界に革命を起こす絵文字への扉を開くかもしれません。

絵文字ドメイン登録はこちらから。

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Gandi.net について

Gandiは20年以上ドメイン名登録、管理サービスを提供しているドメインレジストラで、現在750種類以上のトップレベルドメインを提供しています。No Bullshit (誠実さ、透明性) をモットーに透明性のあるコミュニケーションを心がけサービスを提供し、オープンソースプロジェクトへのサポートや社会貢献プロジェクトの後援も行っています。

Amazon Web Services (AWS) が提供するドメイン名登録サービスのトップレベルドメインを提供するドメインレジストラでもあります。

https://www.gandi.net/ja/about-us

参考リンク:

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