パッパカパー

事業計画の意義を、全7回でお送りする。
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チミはパッパカパーという漫画を知っているか?
史村翔が原作、あの、サンクチュアリの原作者だ
競馬に絡んだギャグ漫画だ。

予備校生が競馬に狂って最終巻では
「老人になって点滴打って、
 ボケてても馬券を買ってる」
という人間の業の深さを見せてくれる
同じく史村翔が原作を書いたサンクチュアリとは真逆のダメ人生

サンクチュアリのように
無駄に生きるな熱く死ね!という
説教混じりの根性論を伝える漫画ではない

なんというか、チミもきっと「馬鹿だなぁ」とか
「ひどいなこの人生」と、必ず笑ってしまう漫画だ。
鬱の時に読むといいだろう。

マンガ紹介がしたいわけではない。
コンサルティングをしてきた中で

同じ様なパッパカパーな会社があった
それは

商品で勝負してる会社

正直、中小企業の殆どはこんな感じ
頑張って販売してることだろうと思う。

確かに、確かに
目先の売上に集中すれば販売につながる

実際、動いてないスタッフを動かすには
目先を拾わせるのが第一歩。

目先を拾うのはしょうがない。

だけど、そのままでは
決して顧客数は伸びない、

目先を拾う事を徹底した業界では
こんな言葉が飛び交う

「お前らは営業なんだ、売る以外に存在する意味なんかねぇんだっ。 売れ、売って数字で自己表現しろっ」
「冷やかしの客じゃねぇだろうな。その客、絶対ぶっ殺せよ」
by 狭小邸宅新庄 耕 著

その結果こんな毎日を過ごすことになる

胃痛を覚えるようなノルマ 、体を壊さずにはこなせないほどの激務 、そして挨拶がわりの暴力 。逃げ出さないのが不思議なぐらいヤクザな毎日だった 。
by 狭小邸宅新庄 耕 著 http://goo.gl/OQksZ8
※鬱になるので読みたい人は気をつけてね

毎日毎日繰り返しの仕事をやるようになる
だから毎日過激にしていく、毎日詰める
それだけが、目先を拾う会社が売上を伸せる方法だからだ。

そんな仕事がしたいんだろうか?
こんな会社にしたいだろうか?
(※ガチガチの営業会社にしたい場合は、
  以下の小説をamazonで買って読め
  狭小邸宅新庄 耕 著 http://goo.gl/OQksZ8

オレコンのメルマガを読んでるチミは
きっと、暴力的な会社にしたいとは思ってないだろう

そこで今回から複数回に分けて
暴力や、暴言で詰めなくても
右肩上がりで売上が伸びていく

キャンペーン企画を立てる方法
を公開しよう。

今回は

「マイブームから決める」
ということです。

この期間は顧客にはこのマイブームが来る!

ということを決めます
例えば、1ねんかんで 起きる出来事を中心に決めていきます
これからだと、
・ホワイトデー
・卒業・卒園・入学
・花粉症
・お花見
といった感じ。

つまり、
・この日からこの日はこのマイブーム
・ここからはこのマイブーム
・そして、次の期間はこのマイブーム
という感じでまずは、一年を振り返って
顧客がどのブームによって行動しているか?
を決めます。

それぞれのブームに対して
・入り口商品
・リピート商品
・サービス
・企画
・ページ
と、逆算して決めていくわけです。

情報商材やコピーライティング
あとその辺のマーケティング教材などで
一生懸命勉強している人は

「件名はインパクトが大事だ」
「ヘッドラインはこのメッセージがいい」
「NLP的な心理テクニック」
「分解だ!マーケケティングは分解するのが大事だ」

とかっていう話しが山のように書かれてるし
ついついその記事を読んでしまうと

「なるほど〜、こうすればいいのか」
と、毎日の同じ行動に飽きてしまって、
色々試してしまう。

その結果、、、
メールもページも、色んな言葉が混ざって
冒頭では競馬の話をしてるのに、
途中から不動産になって
マーケティングの話しをしてるって事になり
読んでる人が混乱して、このメルマガを閉じることになる。

ってオレの事か〜〜〜い!(一人ノリツッコミ)
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顧客は、自分の都合でモノを買います。

だからこそ、顧客の都合を見極める
顧客のブームを見極めて欲しい。

「去年最も反応したブームはなんだろう?」

それを見極めお店で扱うブームを決めるのが
テクニック以前にむちゃくちゃ大事。

これ、ネット通販では当たり前なんだけど、
やれてる企業や業界が少ない。

馬券と暴力で目先を拾う鬱なパッパカパーになりたい?
それとも顧客のブームを読んでラクに売上を伸ばしたい?
どっちがいい?

Ps:
ブームは顧客を取り巻く「時期」だけじゃない
ほかの方法をこちらで記事にしています。
http://orecon.co.jp/archives/1545

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