ゲリラ的な方法でコンテンツを集めてくる兵(ツワモノ)
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物事を成功させるためには手段を選ばないとはよく言ったものですが、目の前で率先してそれを実行してくれたツワモノがいたのでご紹介。
■[知恵を絞り出せ!] 想像のつく方法論をとにかくブレスト
既にこのブログを購読頂いている方はご存知のように
私の運営しているサービスの性質上、ユーザーさんのコーディネートをたくさん集める必要があります。
今回、とあるブランド(仮にブランドLとします)さんのアイテムを使ったコーデ選手権を実施しているのですが、まだまだリリース初期の段階にあってコーデが集まっていないというなんとも寂しい状況にあります。
このままだと「この企画で行ける!」とタカをくくっていた私の首も危うい(笑)ので、色々とブレストをしてみた。
①既にLa*CORDEでLブランドのコーデを投稿しているユーザーに依頼する。
②Lブランドのコーデを投稿している競合サイトのユーザーに同じものをアップしてもらう。
③mixiにあるLブランドコミュニティで告知する。
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⑦Lブランドのリアルショップに出向き、試着して写メだけ撮って帰ってくる
とまぁ、こんな感じ。
最も手っ取り早くて効率的な①~③を実施するだけでも20コーデぐらい集まるんじゃないかと思っていたのがそもそも間違いだった。
やはり相手を共感させていない状態で、且つ即時のメリットがないと人は動いてはくれません。
そのことを再度思い知らされ悩んだ挙句、実施に至る事になったのは感情的には最も行動に移しずらい作戦⑦(コードネームセブンと命名)
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※本家のブログではわかりやすくイメージできる画像を公開しております。
BLOG:どこでもドアMarketing
http://ameblo.jp/ippeee-log/entry-10867394346.html
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■[押忍の精神で行動を!] どうせやるなら徹底的に遂行する
重い腰を上げ、Lブランドのある109ショップへ向かったスタッフとその友達。
ターゲットとするショップに接近し、早速ミッション開始。
H.A「これ可愛いねー」
A.T「とりあえず着てみなよ!」
H.A「どう似合う?可愛い?」
A.T「写真映えがいいか見たいから写メとって!」
店員「・・・」
こんな感じのゆるいやり取りが3コーデにもわたり続き、挙句の果てに彼女たちが放った一言。
「どれもフィット感が微妙かな」
そんなこんなでコードネーム⑦の実行により、Lブランドのコーデを収集してきた彼女たち。
しかし彼女たちの実力はこんなものでは終わらない。
対応してくれたショップ店員の方に
「私たちこういうサイトを運営してるんでお客さんに宣伝してください!」
「あと、出来れば投稿もお願いしますネ」
さすがはA.T。相手の気持ちなんてお構いなしだ。
今回の企画に伴い、協働マーケティングの必要性について教えたが、こうも単刀直入に相手に伝えて動かす方法もありなのかと思い知らされた。
だが、ショップ店員さんが来てくれたお客さんに対して試着するたびに写メをとってくれたり、宣伝してくれたりする可能性は極めて皆無だという事をこの場を通して伝えたい。
相手の価値を何なのか?私ならこんな感じで相手を動かそうとしたと思う。
「これってSS新作のワンピですよね?」
「サイズが合わないんで私は買えないんですけど、友達にオススメしておきますよ!」
「どうせならお姉さんから買いたいんで、紹介がてら1枚とらせて下さい!」
ていう具合かな。
写メをとる正当な理由にもなる(だろう)し、Lブランドのコーデ(しかもショップ店員さんのナイスなコーデ)をGETできるキッカケができるし一石二鳥だ。
ショップに突入した彼女たちのミッションを達成する意気込みと行動力は評価に値するが、協働マーケティングには「相手を動かす動機(=価値)」を伝える必要があるという事を今回の事例から学んでほしいと思った一日でした。
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