CCCMKホールディングス株式会社―VポイントデータとAIを融合したマーケティングソリューション「デプスル」―
CCCMKホールディングス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長兼CEO:高橋 誉則)は、このたび、全国20~69歳のV会員1,931名を対象に、VポイントデータとAIを融合したマーケティングソリューション「デプスル」によって、睡眠改善グミを題材としたコンセプト受容性調査を実施しましたのでお知らせいたします。
調査ダイジェスト(1)現実と理想の睡眠時間には1時間以上のギャップ(2)睡眠に対する考え方では「健康維持意識層」が最多、「睡眠の質にお金を惜しまない層」は実際には少ない(3)「手軽に睡眠の質追及層」ではサプリメントや健康食品が上位に食い込む(4)睡眠の質を改善したい理由は「日中への危機感」(5)商品コンセプト評価は“手軽さ”が鍵近年、市場環境や顧客行動が複雑化するなかで、生活者の意思決定の背景や本音をより深く理解することの重要性が高まっています。従来の定量調査では全体的な傾向を把握できる一方で、「なぜそう感じたのか」「どのような価値観が影響しているのか」といった深層心理までは捉えきれない場合も少なくありません。こうした背景から生活者一人ひとりの声を丁寧に掘り下げるデプスインタビューが注目されていますが、デプスインタビューは時間やコストに加え、リクルーティングや分析の負担も大きく、特に対象を限定した調査では実施のハードルが高いという課題があります。
CCCMKホールディングスでは、こうした課題を解消できる手法として、購買データ・定量調査・生成AIを活用した定性調査(DepthX byGMO※)を組み合わせたハイブリッド型リサーチ「デプスル」を提供しています。
※ DepthX byGMOとは、GMOユーザーリサーチプラットフォーム株式会社が提供するサービス(特許出願中)です。
今回は、健康意識の高まりとともに関心が広がっている「睡眠改善」領域に着目し、「デプスル」を用いたコンセプト受容性調査を実施しました。「睡眠」カテゴリ顕在層(睡眠サポート系食品・日用品、睡眠関連雑誌・書籍を購買しているV会員)を調査対象とし、数値だけでは見えない顧客インサイトを明らかにしています。
(1)現実と理想の睡眠時間には1時間以上のギャップまず、「睡眠」カテゴリ顕在層に平日の平均睡眠時間を調査したところ、加重平均で約6時間にとどまることが分かりました。これは、理想の睡眠時間と回答した7時間以上の睡眠と比較すると、全世代で1時間以上不足している状況です。平日は理想の睡眠時間に対し、十分な睡眠時間を確保できていない実態が明らかになりました。

※加重平均は以下数値を代入して算出:4時間未満(3.5)/4時間以上5時間未満(4.5)/5時間以上6時間未満(5.5)/6時間以上7時間未満(6.5)/ 7時間以上8時間未満(7.5)/ 8時間以上(8)
(2)睡眠に対する考え方では「健康維持意識層」が最多、「睡眠の質にお金を惜しまない層」は実際には少数派次に、「睡眠」カテゴリ顕在層を対象に、睡眠に対する考え方について、以下の4つのタイプのうち最も近いものを調査しました。
(1)健康維持のために睡眠意識層
(2)仕事や趣味を優先層
(3)睡眠の質にお金を惜しまない層
(4)手軽に睡眠の質追及層
その結果、
最も多かったのは「健康維持のために睡眠意識層」で33.3%となりました。次いで「手軽に睡眠の質追及層」、「仕事や趣味を優先層」が続きました。一方で、
「睡眠の質にお金を惜しまない層」は13.2%にとどまり、少数派であることが分かりました。
睡眠関連の商品を実際に購入している「睡眠」カテゴリ顕在層であっても
、「お金をかけてでも睡眠を改善したい」と考えている人は限られており、多くは健康維持の一環として、無理のない範囲で睡眠を意識している傾向がうかがえます。
(3)「手軽に睡眠の質追及層」ではサプリメントや健康食品が上位に食い込む睡眠に対する考え方のセグメント別に、睡眠改善を目的として購入した商品を見てみると、全体では「枕」が最も多く、次いで「ベッド・マットレス」が続きました。睡眠の質を改善する手段として、まずは寝具を購入する人が多いことがうかがえます。一方で、
「手軽に睡眠の質追及層」に注目すると、他のセグメントと比べてよりも購入率はやや低いものの、「サプリメントや健康食品」が上位に挙がっている点が特徴的です。大きな買い替えを伴う寝具よりも、日常生活に取り入れやすい商品を通じて、無理なく睡眠改善を図りたいという意識が表れていると考えられます。
(4)睡眠の質を改善したい理由は「日中への危機感」続いて、生成AIを活用した定性調査(DepthX)パートでの調査結果を見ていきます。
睡眠の質を改善したいと思った理由やきっかけについて深掘りしたところ、「夜眠れないこと」そのものよりも、翌日に生じる「強い眠気」や「集中力低下」、「疲労感の蓄積」への危機感が多く挙げられました。実害が発生することが睡眠改善を願う直接的なトリガーとなっている様子が明らかになっています。
セグメント別にも特徴が出ており、特に「手軽に睡眠の質追及層」では、「慢性的なダルさ」を自覚しているにも関わらず、積極的に改善したい欲求というよりも、「楽になれるならなりたい」といった受動的なインサイトがみられました。
(5)商品コンセプト評価は“手軽さ”が鍵最後に、睡眠の質改善を目的とした、睡眠改善グミの商品コンセプトシートを提示し、反応を確認しました。

※ 商品・コンセプトシートは生成AIを活用して作成した架空のものです。
提示した商品コンセプトに対しては、「やや魅力的」と感じる層が一定数存在する一方で、改善の余地がうかがえました。「水がいらない」「ポケットサイズで持ち運べる」「お菓子感覚で続けやすそう」といった手軽さや利便性は、ポジティブな印象として評価されているようでした。一方で、「寝る前(歯磨き後)に食べることへの抵抗感」が、メリットを打ち消す要因となっているようです。さらに、「グミ=お菓子」というイメージから効果に対する懸念も根強く、信頼性を高める工夫が求められることが明らかになりました。
<本調査詳細データのご案内> https://www.cccbiz.jp/columns/research19CCCMKホールディングスでは「睡眠」に関する意識や行動に関するマーケティングのご相談を承っています。こちらの資料では、今回のレポートに掲載しきれていない調査の詳細をご紹介しています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください。

※ CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※ 本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
※ 本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせください。
<「デプスル」調査概要>
調査方法:Vポイント購買データ・「Vアンケートによる」定量調査・生成AIを活用した定性調査(DepthX)を組み合わせたハイブリッド型リサーチ「デプスル」によるリサーチ
調査地域:全国
調査対象者:男女20~69歳のV会員かつ「睡眠」カテゴリ顕在層
※ 睡眠改善・睡眠サポート系食品・日用品、睡眠関連雑誌・書籍などの購買者
調査期間:2025年11月26日(水)~2025年12月2日(火)
有効回答数:1,931サンプル
※スクリーニング調査は性別・年代別の構成が「睡眠」カテゴリ顕在層の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。
※DepthXは均等割付で回収しています。
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