朝日新聞社・IAS社 共同開発業界初の文脈にあわせた広告配信サービス 「コンテクスチュアルターゲティング」の提供開始

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2021年12月07日(火)
IAS


【2021年12月7日、東京】デジタルメディア品質の世界的リーダーであるIntegral Ad Science(Nasdaq:IAS)は本日、朝日新聞社( https://www.asahi.com/corporate/ )の新サービス「コンテクスチュアルターゲティング」( https://www.asahi.com/ads/guide/doc/file/plan/ad/contextual_adguide.pdf )提供開始にあたり、記事コンテンツの文意・文脈をAIによって解析し、関連した広告を配信できるシステムを朝日新聞社と共同で開発したと発表しました。これにより、「朝日新聞デジタル」などの運営するデジタル媒体において、広告主は、親和性の高い文脈(コンテキスト)ページにデジタル広告を配信できることで読者に受容されやすく、ブランドセーフティに優れた高いROIを獲得できます。また媒体社にとっても、読者が不快な追跡を受けたりプライバシー侵害の懸念のない信頼性高い広告を配信することができるようになります。クッキーレス対策や「個人情報保護法改正」により、ユーザーの閲覧履歴の活用がますます困難になることが予想される現在、こうしたコンテンツターゲット広告の重要性は非常に高まっており、朝日新聞社とIASが共同で開発した本サービスは、日本のメディアで初めての展開となります。

今回導入されたIASのコンテクスチュアルターゲティング機能
IASの最新ブランド適合性ソリューション「Context Control」( https://integralads.com/jp/insider/context-control/ )に搭載されたセマンティック技術により、広告主はカスタムおよびキュレートされたコンテキストターゲティング機能にアクセスできます。これらは、コンテンツの感情やその根底にある感情的な分類など、一連のコンテキストシグナルに基づき、ページレベルのコンテキストの正確なセマンティック判断を行います。これは、一般的な除外リストの活用と比較して、ブランド毀損リスクを最小限にしながら配信ボリュームを確保できる強力な機能です。広告主は、「工場爆発」と「爆発的人気」のコンテンツの違いや、「自動車、ミニバン、家族旅行、交通事故」と「自動車、ミニバン、家族旅行、楽しい」などの複数のキーワードのかけ合わせによるコンテキストの違いにも対応可能です。これにより、キーワードブロックでは不可能な一般的な同音異義語のシナリオをナビゲートできます。

このサービスにより、ユーザーの閲覧履歴とサードパーティのCookieに基づく従来のターゲット広告と異なり、個々のユーザーのプライバシーを考慮した安心で安全な広告体験を提供できるようになります。IASは自然言語処理を活用して記事コンテンツのコンテキストを分析し、パブリッシャーが、広告主の表示したいコンテキストに関連する広告を配信できるようにします。また、ユーザーがコンテンツ(瞬間)を見ているときの情緒や感情を捉えられるよう、「エモーション広告」の概念を進化させようとしています。コンテキストを決定するうえで、情緒や感情の理解はきわめて重要な要素だからです。

例えば、旅行の広告を配信する場合、分類項目として「国内、日帰り旅行」を指定すると、指定ワードが含まれなくても、国内の歴史や文化、アウトドア、キャンプなどのトピックまでをカバーする記事コンテンツに広告を配信できます。 さらに、IASテクノロジーにより、AIおよびML分析を使用して、配信されている記事の感情がポジティブ、ネガティブ、またはニュートラルであるかまでをも判断します。

記事の内容の文脈に合った自然な流れで広告を表示させることにより、広告主はユーザーに不快感を与えることを回避でき、広告インプレッションの適切な配置がユーザーの記憶力を最大で40%高めることがIASの調査( https://onl.tw/XEFXWJS )で明らかにされています。同調査では、関連する広告が、CTR(広告が表示される回数に対するクリック数の比率)や、以前広告された製品に関心のあるユーザーによるエンゲージメントなどのエンゲージメントアピール効果との比較などを示しています。

IASの日本担当カントリーマネージャーである山口武は、次のように述べています。

「日本のインターネット広告への投資は年々成長し続けています。今回、朝日新聞デジタル様とのパートナーシップを通じ、広告主の皆様がブランドごとにより適切な広告掲載面を能動的に選出できることを可能にできたことを非常に嬉しく思います。コンテキストターゲティングを用いた広告配信により、広告主、そして広告代理店のみなさまがより効率的かつ効果的にブランドに適切な配信を実現し、日本市場の健全化への更なる一歩となることを願っています。」

オンラインセミナーについて
今回のリリースに伴い、「cookieレス時代のバズワード?『コンテクスチュアルターゲティング』をきちんと考える」と題したオンラインセミナーを開催いたします。是非ご参加ください。

● 日時:12月8日(水)/12月9日(木) 11:00~12:00
● 申込URL: https://mb-lp.asahi.com/contextual/202112

Integral Ad Scienceについて
Integral Ad Science(IAS)は、デジタルメディアの品質向上において世界をリードする企業です。1回1回の広告表示を有効活用し、実際の人間が安全かつ適切な環境で視聴できる広告の実現、コンテキストターゲティングの活性化、供給経路の最適化に取り組んでいます。IASの使命は、世界トップクラスのブランド、パブリッシャー、プラットフォームが利用する、デジタルメディア品質の信頼性と透明性の世界的な基準となることです。IASは、データに基づいたテクノロジー、実行可能なリアルタイムの情報と知見により、これを実現します。2009年の設立以来、ニューヨークに本社を構え、世界中で何千社もの有数の広告主やパブリッシャーと協力しています。詳しくは、https://integralads.com/jp/をご覧ください。
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