ネットエイジア「ケータイクーポン」に関する利用動向と意識調査
ネットエイジアは11月15日、同社がモバイルリサーチにより実施した「ケータイクーポン」に関する調査結果を公表した。
調査は、2007年11月12~13日の間、全国の15~29歳の携帯電話ユーザー300名を対象に行われた。
調査の結果、ケータイクーポンの認知と利用経験について、54%が「利用したことがある」と回答。また、「知っているが利用したことはない」と答えた30.7%と合わせると、認知率は84.7%となった。属性別では、大学生・専門学校生での利用率が67.5%ともっとも高く、高校生が55.7%。男女別では、女性の利用率が男性に比べて高く、女子大生の72.7%が「利用経験あり」と回答している。
また、ケータイクーポンの利用経験者162名を対象に、利用したことのある業種を訊ねた質問では、「ファーストフード」が79.6%ともっとも多かった。 次いで「CD・ビデオレンタル店」(39.5%)、「ファミレス」(27.2%)、「その他飲食店」(22.8%)、「映画館」(16.7%)の順に続いた。
さらに、現在、ケータイクーポンを取得、利用するために会員登録をしている店の業種について、「ファーストフード」が69.1%でトップ、2位が「CD・ビデオレンタル店」(37.7%)だった。また、クーポンの利用経験者162名のうち約60%に当たる回答者が「マクドナルド」を「現在よく利用している」「お得だと思うケータイクーポン」として挙げた。
一方、ケータイクーポンの情報収集手段では、「ケータイメルマガ」の回答が60.5%を占めた。以下は「お店のケータイホームページ」(34%)、「クーポン情報サイト」(31.5%)、「店頭のポスター・チラシ」(27.2%)、「口コミ」(20.4%)、「フリーペーパー」(18.5%)の回答が続いた。
回答者全体のうち、81.7%が「ケータイクーポンは便利だと思う」と回答している。特に大学生の94.8%が「便利だと思う」と答えた。
また、今後のケータイクーポン取得方法について、利用経験者は「新しい情報が出るたびにメールで受け取る」(36.4%)、「1週間に1通程度メールで受け取る」(35.8%)といった回答が目立った。これに対して未経験者では、「クーポン情報サイトで欲しいときに取得する」が43.5%でトップとなり、次いで「お店のケータイホームページで欲しいときに取得する 」が27.5%と、プロモーションとしてのケータイメールに対する抵抗感があることが伺える結果となった。
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