電通、スマホを起点にしたキャンペーンプラットフォーム「Click AD(クリックアド)」を開発

広告物やコンテンツの静止画、動画、音声を信号として受け取り、スマホなどに情報を提供

岩佐 義人(Web担 編集部)

2012年10月2日 21:54

電通は、マスメディアや店頭などのコンタクトポイントで展開する広告物やコンテンツをスマートフォンなどを介してスピーディーに認識し、広がりのある広告活動が実施できるキャンペーンプラットフォーム「Click AD(クリックアド)」を開発した、と9月28日発表した。Click ADは、関連する広告物やコンテンツが発する静止画、動画、音声などを信号として受け取り、スマートフォンを始めとする多機能端末ユーザーに有益な情報を提供する。広告メディアにとっては、各メディアの新しい価値の発見につながり、広告主にとってはひとつのキャンペーンプラットフォームで複数のコンタクトポイントを連携する統合的なキャンペーンの組み立てが可能になるという。

Click ADは、音声認識、画像認識、動画認識、位置認識、時限認識などの技術を組み合わせるため、あらゆるコンタクトポイントと多機能端末をつなぐことができる。クーポンやマイレージ、感情の可視化、AR(拡張現実)などの表現技術を活用することで、ユーザーに新しい体験を提供する。また、Click ADの技術基盤は、広告主が展開する既存キャンペーンに活用できるように、プログラムをASPサービスとして有償で貸与する。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

Click AD
http://www.clickad.jp/

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る