コミュニケーション最適化プラットフォーム事業のMico(ミコ)は、企業と顧客のコミュニケーションをサポートするサービス「Mico SMS/RCS」を始めた、と12月17日発表した。電話番号が起点で到達率の高さが特長のSMSと、画像・動画などリッチコンテンツが送信できるRCS(リッチコミュニケーションサービス)を活用。配信設定の代行やクリエイティブ制作支援も行う。
RCSは、電話番号あてにテキストメッセージを送るSMSの後継規格として開発された。テキストに加えて高解像度の画像・動画・ファイルの送信、既読通知などの機能があり、企業アカウントで対話型インターフェースが利用できる。RCS規格に対応したメッセージング利用者は2024年に4000万人を越え、顧客コミュニケーションに活用する企業ニーズの高まりが見込まれる。
Mico SMS/RCSはRCSの配信に対応。テキストだけのSMSと比べてクリック率が高くなるといい、企業の公式マークの表示で信頼性も向上する。顧客データに基づくパーソナライズ配信と一斉配信が可能で、適切なメッセージを最適なセグメントに送付することで販売促進効果の最大化が可能になる。コミュニケーションアプリ「LINE」や電話など他のチャネルとも連携できる。
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