SalesforceがAIエージェント「Agentforce」のテストツール「Agentforce Testing Center」発表

合成的に生成されたデータを活用してテストを実施・監視、信頼できるエージェント展開が可能

CRM(顧客管理)ソリューション事業の米国Salesforceの日本法人、セールスフォース・ジャパンは、本社が同社のAI(人工知能)エージェント「Agentforce」のテストを自動化するAIエージェントライフサイクル管理ツール「Agentforce Testing Center」を11月20日に発表した、と12月3日公表した。合成的に生成されたデータを活用してテストを実施し、監視できる。

AIエージェントは顧客や従業員の代わりに推論して行動するシステム。可能性を最大に引き出すため、実際の運用環境で中断なくテスト・設定が必要になる。Agentforce Testing Centerは「Salesforce Platform」上に構築され、データプラットフォーム「Data Cloud」と統合されているため、容易にテスト、導入、監視し、信頼できるAIエージェントが展開できる。

自然言語での指示を使って顧客のリクエストなど数百のやり取りを自動生成。テストデータを基に指示を改良したり、期待したトピックがより頻繁に選ばれたりするようにして顧客体験を高められる。日本で利用できるCDP(カスタマーデータプラットフォーム)「Salesforce Data Cloud」向けの仮想環境「Salesforce Sandbox」に対応し、安全な環境でテストが可能。

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