transcosmos online communicationsが「LINE」利用行政DXツール「KANAMETO」の無料版を提供

「KANAMETOフリープラン」、LINE公式アカウントのリッチメニューを充実させる機能が利用可能

デジタル技術による企業支援サービス事業のトランスコスモスと、LINEヤフー、セールスフォース・ジャパンが出資して「LINE」活用のソリューション・サービス事業を行うtranscosmos online communicationsは、同社が提供するLINE利用の行政DX(デジタル変革)ツール「KANAMETO(カナメト)」の無料版「KANAMETOフリープラン」の提供を始めた、と11月11日発表した。

KANAMETOフリープランはKANAMETOの一部機能を官公庁・地方自治体に無料提供するプラン。LINE公式アカウントのリッチメニュー(LINEのトーク画面下部に固定表示されるメニュー)を充実させる機能が使える。LINE公式アカウント標準機能の6分割までのリッチメニューを12分割まで拡張し、さらにタブ形式でリッチメニューを最大3つまで切り替えられるようにする。

リッチメニューはユーザーがトークルームを開くたびに目立つ場所に表示され、クリック率が高いとされる。リンクを設定してユーザーを外部サイトに誘導できる。しかし官公庁・地方自治体はさまざまな行政サービスがあるため重要な情報が多く、6分割メニューでは不足する課題があった。フリープランで解決する。KANAMETOは230以上の自治体が有償で利用している。

無料で利用できる「KANAMETOフリープラン」登場
KANAMETOのイメージ図
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