SOMPOホールディングスとRIZAPグループが資本・業務提携、顧客データを活用

トレーニングジム事業のRIZAPへのSOMPOホールディングスの出資比率は23%に

損害保険大手のSOMPOホールディングスと、トレーニングジム事業のRIZAP(ライザップ)を傘下に持つRIZAPグループは、6月7日に資本・業務提携契約を結んだ、と同日発表した。両社がそれぞれ保有する顧客データや資産、ノウハウを活用し、顧客ニーズやライフステージに応じた健康関連サービス・商品の開発、提供を目指す。

資本提携は、SOMPOホールディングスがRIZAPグループとRIZAPの第三者割当増資を引き受ける。RIZAPへの出資比率は23%になる。業務提携では、SOMPOグループが国内約2300万人の顧客に向け、RIZAPが運営する低料金ジム「chocoZAP(チョコザップ)」の利用促進や、RIZAPグループが展開する商品・サービスの浸透施策を行う。

RIZAPグループは約120万人のchocoZAP会員にSOMPOグループの商品・サービスの浸透を図る。さらにSOMPOグループのデータ基盤とRIZAPグループのライフログデータなどを組み合わせ、顧客の健康状態に合ったサービス・商品を開発・提供。SOMPOが手掛ける介護事業、ヘルスケア分野でのRIZAPの事業活用を含む協業も推進する。

※記事初出時点から、chocoZAP会員数を120万に修正しました。訂正してお詫びします(編集部 24-06-11)
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