DNPとJR-CrossがJR東京駅エキナカにショールーミング店舗「&found」、CXの実証実験

“Well-beingな食”をテーマに「グランスタ東京」で2月10日から、上野駅に次ぐ第2弾

大日本印刷(DNP)は、商業施設を運営するJR東日本クロスステーションのデベロップメントカンパニー(JR-Cross)と協業し、JR東京駅構内(エキナカ)の「グランスタ東京」内にショールーミング店舗「&found(アンドファウンド)」を2月10日から3月3日までオープンする、と1月26日に発表した。新しい買い物のスタイルや商品を体験できる店舗で、“Well-beingな食”をテーマに「半歩先の日常体験」を来店者へ提供する。

JR東京駅のグランスタ内で実証実験する「&found」の外観イメージ

店舗は、JR東京駅構内1階のグランスタ東京「POP UP GRANSTA RED」(改札内)で、旅行客やオフィスワーカーなど多様な来店客が店舗内で試食・試飲できるイートインスペースを活用して体験価値(CX)の領域を拡大する。一部商品は持ち帰り可能で、新幹線など移動中や自宅で楽しめる。店内には飲料・加工食品・調味料など各企業の約30点の商品を展示して魅力を体験してもらい、企業ブランドや商品への理解・共感を促す。

DNPとJR-Crossは、JR上野駅構内の「エキュート上野」で次世代店舗を22年7月から実証実験しており、東京駅は第2弾。ショールーミング店舗の接客に熟練した専門スタッフが商品・サービスを説明し、商品に対する定性的な感想・意見・要望の自然な会話をマイクから音声データとして取得してテキスト化。個人を特定できないように統計処理して出店企業にフィードバックし、商品・サービスの改善やセールストークの高度化に活用する。

「&found」の特徴
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