SNSユーザーの約3割が「PR・ブランドタイアップ投稿を見て購入経験あり」【THECOO調べ】
THECOOは、全国の男女1,000名を対象に「SNS利用とインフルエンサーに関する意識調査」を実施した。現代における消費者のSNS(Twitter、Instagram、YouTube、TikTok)利用傾向と、SNSで活躍するインフルエンサーの影響力を調べている。
全体の30.0%が「1日1時間以上SNSを利用する」
まず、「1日に平均してどのくらいSNS(Twitter、Instagram、YouTube、TikTok等)を使用するか(LINEなどのメッセージSNSを除く)」を聞くと、全体の30.0%が1時間以上と回答した。「使わない」を除くと、70.2%もの人がSNSを日常的に利用していることになる。
世代別にみると、10代では82.0%、20代では47.0%、30代では24.0%の人が「1日1時間以上SNSを利用する」と回答した。全体の傾向として、若い世代ほどSNS使用傾向が高かった。
次に、SNSを使うと回答した人を対象に「過去1ヶ月間で以下のSNS(YouTube、Twitter、Instagram、TikTok)をどれくらい使ったか」を聞くと、「YouTube」47.9%、「Twitter」44.7%、「Instagram」30.6%、「TikTok」13.0%の順となった。
YouTube、Twitterについては半数近くの人が「毎日使っている」と回答した一方で、TikTokは68.0%の人が「使っていない」という結果となった。
男女別にみると、「Instagramを毎日利用する」と回答した男性は21.0%だったのに対し、女性は40.7%と、利用傾向に差が目立った。
「インフルエンサーを1人以上フォローしている」人は半数以上
続いて、「SNS上でフォロー・チャンネル登録しているインフルエンサーは何人いるか」を聞くと、54.7%が1人以上をフォローしていると回答した。また「11人以上フォローしている」という人は、全体の26.6%にのぼった。
世代別にみると、若い世代ほどインフルエンサーをフォローする傾向にあることが分かった。最も若い10代では、20.0%の人が「100人以上のインフルエンサーをフォローしている」と回答している。
インフルエンサーの紹介で商品購入、女性「コスメ」男性「ゲーム」
「インフルエンサーが紹介している商品を実際に購入した経験はあるか」を聞くと、「ある」と回答した人は22.6%であった。その回答者に対し、「インフルエンサーが紹介している商品で実際に購入したものはどんなものか」を質問すると、72人が「コスメ(メイク・化粧品)」、45人が「食料品」、35人が「ゲーム(無料インストール含む)」と回答した。
男女別にみると、女性はコスメ、食料品、日用品の購入経験者が多い一方で、男性はゲーム、ガジェット系に人気が集まった。
また、「企業とインフルエンサーのタイアップであるPR投稿・ブランドタイアップ投稿を見たことがあるか」を聞くと、23.3%が「ある」と回答した。その回答者に対し、「インフルエンサーのPR投稿・ブランドタイアップ投稿を見て商品・サービスを購入・利用したことはあるか」と質問すると、「ある」と回答した人は31.3%にのぼった。
世代別にみると、20代(40.8%)、30代(38.7%)において特に高い購入経験があった。
「PR投稿・ブランドタイアップ投稿での商品・サービス紹介を見た時、通常投稿と比較してどう感じるか」を聞くと、「通常投稿と信頼性は変わらない」と回答した人は24.7%であった。逆に30.1%の人は「信頼性は下がり、投稿きっかけで商品・サービスを購入しようとは思わない」と回答した。
全体の合計では、「PR・ブランドタイアップ投稿によって信頼性は高まる・変わらない」と回答した人は54.4%という結果となった。
調査概要
- 【調査対象】全国の男女(15~99歳)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2022年8月30日〜31日
- 【有効回答数】1,000名
- 【調査機関】Freeasy
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