シャノン子会社のジクウがブイキューブと提携、対面と同様な顧客体験をメタバースで提供

ジクウのイベントプラットフォーム「ZIKU」をブイキューブが販売、サポートと併せて展開

山川 健(Web担 編集部)

2022年9月15日 7:02

マーケティングソリューション開発・コンサルティングのシャノンは、同社の子会社で3Dバーチャルイベントサービスを手掛けるジクウが、ビジュアルコミュニケーション事業のブイキューブと販売提携した、と9月14日発表した。ジクウのメタバースイベントプラットフォーム「ZIKU」をブイキューブが販売し、対面と同様な顧客体験をメタバースで提供する。

ZIKUは、バーチャル空間で展示会の主催社と出展社、来場者がアバターを通して出会い、つながり、体験するプラットフォーム。来場者はアバターで会場を歩き回り、各ブースで出展社の説明員と双方向に会話できる。3Dの展示会場やブースのテンプレートがあり、導入企業はデザインを選択してロゴや展示物をアップロードするだけでセットアップが完了する。

ブイキューブはメタバースを活用したコミュニケーションに本格参入。今回、BtoB(企業間取引)に特化したメタバース活用の普及を狙いに、ジクウと販売提携した。ブイキューブは2021年に9000回以上のオンラインイベントの開催サポートした実績がある。ZIKUは、同社のオンライン配信サポートサービス「V-CUBEセミナー」や運用サポートと一緒に利用できる。

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