検索エンジンシェア、中国で“Sogou対Baidu”の状況が鮮明に。世界的にはGoogle一強【2021年8月・アウンコンサルティング調べ】

世界40か国の主要検索エンジンのシェアを、ほぼ半年ごとに追跡調査。

アウンコンサルティングは、2021年8月時点における、世界40か国・地域の主要検索エンジンシェアに関する調査結果を発表した。同社ではほぼ半年ごとに各国のインターネット利用率、検索エンジンシェアの変化を集計している。前回調査は2021年3月。

中国ではSogou対Baiduの状況、それ以外ではGoogleがトップ

それによると、検索エンジンシェア(PC・モバイル)では、前回同様、中国を除く39か国でGoogleがトップだった。2位は「bing」という国が多いが、ロシアやトルコでは「YANDEX」が2位にランクインしている。

中国については、「Baidu」がモバイル1位ながら、PCではついに「Sogou」に抜かされ、ねじれが続いている。

また今回の調査では、Google以外の検索エンジンに対し、過去5年間の推移をPC・モバイル別に比較している。その結果、使用国は少ないながら、「YANDEX」がシェアを伸ばしていることが判明した。またワールドワイドでは「DuckDuckGo」が徐々に伸長していた。

調査概要

  • 【対象国】世界40か国(OECD加盟主要国を中心に抽出)
  • 【インターネット利用率参考】Committed to connecting the world:Percentage of Individuals using the Internet
  • 【検索エンジンシェアデータ参考】StatCounter
  • 【調査対象時期】2017年7月~2021年8月
  • 【調査日】2021年9月1日~14日
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