博報堂がnoteと提携、企業向けコンテンツ制作・発信「new branding with note」を開始
博報堂は、デジタルコンテンツ企画・制作・配信事業のnoteと業務提携契約を結んだ、と4月7日発表した。博報堂が「ブランド・トランスフォーメーション」と呼ぶ新たなブランディング手法による企業支援の一環で、パーパス(社会的存在意義)を起点にした企業・ブランドの情報発信が目的。企業向けのコンテンツ制作・発信サービス「new branding with note」を同日、両社で始めた。
ブランド・トランスフォーメーションはパーパスを起点とした共創型・参加型のブランディング手法。博報堂は、商品の機能での差別化が容易ではなくなり、生活者の価値観も変化していく中、企業・ブランドには明確なパーパスが求められ、行動や情報発信でパーパスを可視化して生活者に伝える必要があると判断して推進。ユーザーと共創しながら情報発信する姿勢が重要、としている。
noteは、メディアプラットフォーム「note」を展開している。クリエーターが文章、画像、動画、音声を投稿し、ユーザーがそれを楽しんで応援できる仕組みとなり、2014年4月に始めた。現在は月間アクティブユーザーが6300万で、毎日2万6000件以上の記事が投稿されている。積極的に情報発信する企業もあり、企業やブランドのパーパスに共鳴するユーザーがコンテンツを投稿している。
new branding with noteでは、パーパスを可視化するコンテンツをnote上で制作・発信する。noteの法人向け「note pro」を利用して企業・ブランドの公式ページを開設し、定期的にコンテンツを制作・発信するサービスと、ユーザー参加型の投稿企画を活用した共創スキーム(枠組み)を提供。コンテストはパーパスが起点のテーマを設定して投稿を募り、ユーザーとストーリーを共創する。
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