音声SNS「Clubhouse」5割以上が認知。1週間で2.7倍の伸び【LINEリサーチ調べ】

話題の音声SNS「Clubhouse」の認知率や利用率、利用意向などを年代別に調べた。

LINEリサーチは、音声SNSサービス「Clubhouse(クラブハウス)」についての調査結果を発表した。1月末に第1回の調査を実施したときから、認知や利用にどのような変化があったのか、前回の回答者を除いた全国15歳~59歳までの男女を対象に調査を行っている。

「Clubhouse」の認知は52%、1週間で2.7倍に

まず「Clubhouseを知っているか」を聞くと、52%の人が知っていると答えた。前回調査では19%だったが、わずか1週間で2.7倍ほどの認知率となっており、「Clubhouse」の注目度の高さやメディアでの露出の多さによる影響がうかがえる。

また年代別に見ると、10代、20代の認知が他の年代に比べて高く6割超えとなった。前回の調査では20代の認知が最も高かったものの、今回の調査では10代の認知が最も高くなっている。

利用率は4%、10-20代では他の年代の2倍の伸び

次に「Clubhouse」の利用率について調べると、全体では前回調査の2%から2ポイント増加の4%となった。10~20代は他の年代よりも伸びが早く、前回2~3%から8%に伸張した。

利用意向は25%と、小幅上昇

現在の認知の有無にかかわらず、「Clubhouse」のサービス概要を提示して利用意向を聞くと、「使ってみたい思う」割合は前回から3ポイントほど上昇し25%となり、「使ってみたいと思わない」割合は54%となった。「どちらともいえない」の割合は減少しており、サービスの認知が高まるとともに、自分にとって使ってみたいと思うサービスか否かはっきりする人が増えたと考えられる。

年代別に見ると、すべての年代で「使ってみたいと思う」割合は上昇した。特に10代は利用意向ありが4割弱と高く、1週間前からの増加率も他の年代と比較して最も高い。年代が上がるにつれて利用意向は低くなる傾向となった。

調査概要

  • 【調査対象】日本全国の15歳~59歳の男女
  • 【実施時期】第1回2021年1月30日~1月31日 / 第2回2021年2月6日~2月7日
  • 【有効回収数】第1回 1054サンプル(人口比で性年代割付回収) / 第2回 1053サンプル(人口比で性年代割付回収)
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